1ヶ月で10,000フォロワー減少し、休止となってしまった前澤さんのTwitterを、冷静に観測してみる

https://twitter.com/yousuck2020/status/1092555715749675009

思ったより減少が少ないなぁ〜、と思って観測していた@yousuck2020の公式アカウントが、2月から更新休止となってしまいました。

休止となった理由や経緯については企業としての様々な事象もあるので野暮な言及はしないですが、Twitterの運用という視点で、前回の寄稿以降なにかマズい点はあったのか?を深掘って見てみました。

(ちなみに前回の記事はこちら)

まずはフォロワー数の推移を表したグラフだが、どこかのタイミングで減衰が加速したような動きは見られない。

前回調査をした時には1/9〜1/16(8日間)でフォロワー数は476,344減少していた。そして、今回は1/17〜2/7(更新を休止した日)までの結果を調査してみたが20日間で減少した数は491,340ということで、減少は続いたものの日次の減少数は下がっていたことが解った。

現金を使ったフォロー&RTキャンペーン後の結果としては、納得...1ヶ月で100万ユーザーを失った事は事実だが、その事実を悲観的に取り上げるほどでもないなぁ〜というのが感想ではある。簡単にいうと、そりゃそうだろな感じがする。


次に検証するポイントとして、キャンペーン後の投稿に対する、ユーザーの熱量はどうだったか?をセンチメントを観測する事で確認しようと思う。

2018/1/1〜1/31

こちらが昨年1月の1ヶ月間の投稿への反応をセンチメント分析かけた結果である。ツールの日本語分析の精度の問題はあるが、通常ポジティブ、ネガティブそれぞれ10%前後の結果となる事が多いセンチメント分析で、ポジティブが16%とかなり多い結果となった。

もともと、@yousuck2020に共感するユーザーを抱えるアカウントだったのだろうか。

そして以下が、今年の1月の結果だ。

ほぼ同等の結果となった。筆者としては、おそらくネガティブが増加しているのだろうなぁ...と予測はしていたが、ここにも大きな変化はなかったようである。


つまり、

キャンペーン前後で元の運用方針からほぼ何も変えておらず、平常運行していたのだが、フォロワーが急激に増加する事で注目を集め、それが糾弾の的となってしまった、という事だろう。

なんと1億円もかけてキャンペーンをし、その後も方針を変えず平常運用してたのに休止することになったという、不幸なアカウント、という結果となってしまった。


この現象を受けて、何か対応の策はあったのだろうか...?

1. キャンペーン終了後、間を持たずに別のキャンペーンを打つ
2. フォロワー獲得後は方針を変えてZOZOのPRアカウントに徹し、コーポレート関連の情報を投稿し続ける

なかなか打開策は出てこないものである。
そして、このアカウントをPRアカウントに突然変える、みたいなアプローチはもちろん@yousuck2020の本意ではないだろう。ロックではない、というか。


アクティブなアカウントがある程度滞在している間に、良い形で復帰してくれたらいいな...と個人的には思うばかりである。

サポートしてくださったあなたの心を、俺はもっとサポートしたい。有難うございます..!