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ロナウドがいない方がディバラは活きるのか


単刀直入に言おう。

答えは『Yes』だ。


もちろん『不要』でも『邪魔』でもなく、言うなれば「ディバラがロナウドに勝てていない」と言う事であり、監督がロナウドに重きを置くのであれば、併用した時にロナウド中心の陣容を組む構えは、スポーツであれば当然だと言えるし、だからこそプロの世界なのである。


しかし、これは『一発勝負』が前提の考え方であり、チームが長いシーズンを戦う上では『併用』で良いのではないかと思っている。例えばロナウドが加入した昨シーズンについて、アッレグリは明らかにロナウド中心のチームを作り上げ、その中でディバラは自分の場所を失った訳であるが、現在の‘’試合過多‘’の時代において、ボクはひとつの型に縛られる必要はなく、むしろ幾つかの形を持ち合わせる事が、チームにとっての底上げ(厚み)に繋がるのではないかと考えている。

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例を挙げるならば、今シーズンのユベントスはロナウドが出た試合と、昨日行われた(ロナウドが欠場した)ブレシア戦では明らかにチームのスタイルが異なっている訳で、しかしどちらが良いかと言えばそこに答えはない。前者であればロナウドが「ゴール」と言う結果を残し続けており、そして後者においてはディバラが記憶に残るプレーを披露した。要は、双方のスタイルを使い分ければ良いだけの話なのである。

そこで問題となるのが、ロナウドの出場機会だ。この偉大なるストライカーはそれこそ全試合フル出場を望む選手であり、かつての名将と呼ばれる監督たちもそこに気を配って来た。その大きな大きな課題をクリアできれば、それこそユベントスは計算できる2つの‘’強力な‘’戦術を手に入れる事ができる訳だが、しかしそれは決して超えるに容易くない高いハードルである事はユベンティーニであれば周知の事実なはずだ。


それではユベントスが進むべき道はどちらなんだろう。共存なのか、ロナウドなのか、それともディバラなのか。

ボクの答えはすでに出ている。


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