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AWS資格3つ(CLF,SAA,DVA)に合格したので振り返ってみる

どうも始めまして!
この度記事を書く担当になりました、資格大好き文系エンジニアのカズキと申します!
もうすぐ11年目に突入する私ですが、普段は受託案件のプロジェクトリーダーやクラウドインフラの構築を担当しています。
休日はふらっと旅行に行ったり、クラフトビールのお店やイベントを巡ったりと日々楽しんでます!!

今回は2023年にAWS認定資格を3つ取得したので、勉強法など振り返ってみたいと思います!
普段は10時から19時くらいまでメール返信にコーディングに打ち合わせとバリバリ働いてますが、仕事が落ち着いている時や長期休暇のタイミングを狙って頑張りました!
今回取得した資格は以下の3つです!

クラウドプラクティショナー(CLF)

まずは基本から!ということで、一番下の資格から順番に取りたくて取得し
ました!
勉強期間は10日間程度。勉強時間は20時間くらいかと思います!

ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)

中級資格の中では一番取りやすそうで、ブログ等でもよく取得されている方が多かったので、まず中級の足掛かりとして取得しました!
勉強期間は20~25日くらい。勉強時間は50時間くらいです。CLFと同時進行だったのであまりボリュームは感じなかった印象です。

デベロッパーアソシエイト(DVA)

SAAを取得して、より実践に近い知識や細かい知識を勉強したくなり、こちらを取得しました!
勉強期間は60日くらいで、勉強時間が60時間くらい。
こっちは結構頑張りました!

さっそく振り返ってみたいと思います!

Credlyのバッジ画面…うれしい!

AWS認定資格とは


AWS認定資格は、AWSが公式に運営する認定プログラムで、AWSの知識やスキルを証明する資格です。
ファウンデーション、アソシエイト、プロフェッショナルの資格と、専門知識に分かれており、それぞれのレベルや対象とする範囲が異なります。
ざっくり言えば、今回私が取得した中では、
クラウドプラクティショナーが初級、
ソリューションアーキテクトアソシエイトとデベロッパーアソシエイトが中級資格という雰囲気になります。


取得しようと思った動機


シンプルに社内でAWSを扱った案件が増えてきて、経験があった自分に質問が来ることが多くなったからです。
「もっと知識を身に付けてみんなの役に立ちたい!」という思いと、今後もAWSに関わっていくにあたって、なんとなくで積みあがっていた知識を体系的に整理したいと感じていため、資格の勉強をすることにしました。


クラウドプラクティショナー(CLF)


まず初めに取った資格です。
私はそれまでの業務でもAWSを少し触ったことはあり、

  • ELB+ECS+Fargate+RDS

  • ELB+EC2+RDS

といったWebアプリケーションの構成は作成したことがありました。
そんなこともあり、一瞬「CLFは飛ばしてSAAからでもいいのかな」と思ったのですが、 S3やLambda、SQS、SNSなど、よくあるAWSの機能については知識が乏しく、 またIAM周りや請求関係、監視やログなど、地味ですが大事なポイントについてちゃんと押さえられていないこともあり、しっかり初歩から体系的に学んで地固めすることにしました。

勉強方法は、基本的に参考書を1周する+問題集をひたすら解きまくる方法です。
ちょうど年末年始の時期で、お正月のお休みを利用して一気に勉強しました笑
参考書は2日で読み切って、問題集は多分4〜5日間、1日当たり3時間程度を使ってひたすら問題を解いていた感じです。
大体勉強開始から1週間強くらいで取れた感じですね。

受験会場は自宅ではなく、テストセンターにしました。
自宅は確かに楽そうなのですが、いろいろと準備が必要で、その方が面倒だった私にはテストセンターでの受験が合ってました。
この後取る試験もすべてテストセンターで受けています。

参考書は本屋さんで見つけたこちら。

問題集はこちらのページを利用させてもらいました!

出題としてはAWSの基本が満遍なく出る感じですが、中でも次の項目は重要なのかなと思いました。

  • クラウドサービスのメリット

  • 責任共有モデル

  • IAM

  • 請求周り

  • リージョンやAZ、サブネット等の関係

  • EC2(セキュリティグループ等含む)

  • S3

  • RDS

  • SQS

  • Lambda

これら以外もちろん出るのですが、よく聞かれるのはこのあたりの知識かなと思います。
内容的には基本的なことに抑えられていて、引っかけのような問題もあまりないです。
なので基本をきちんと理解できていれば解ける問題が多いかと思います。


ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)


CLF取得の次はSAAにチャレンジしました。CLFについて調べていた際に、SAAは比較的取得しやすいと聞いたのと、合格ブログも多く見かけたため、なんとなく次取るならはSAAかなと思っていました。

SAAはCLFで学んだことの発展系といった感じなので、CLF→SAAという順番は他に比べてやりやすいかなと思います。

試験自体は前回のCLFの試験から3週間くらい後に受けました。
実はCLFの勉強をしながらちょっとSAAの勉強にも少し足をかけていたため、実際の勉強期間はもう少し長いかもしれません。
参考書は大体3日くらいかけてしっかり読み、その後はずっと問題集をやっていました。
出勤と退勤時の電車の中と自宅に帰ってから寝るまでの間の1~2時間くらいを使って休日以外は毎日問題を解いてました。(休日はがっつり寝てました笑)

SAAで使用した参考書はこちら。

問題集については、こちらのサイトを利用しました!

CLFの際にもお世話になった無料問題集のサイトと、CloudLicense(旧 TechStock)さんのサイトです。
CloudLicenseさんは有償になりますが、かなりのボリュームがあり、問題を回すのにはとても良かったです!
他にもUdemyなんかにも問題集はあるそうなので、ぜひ自分に合った問題集を探してみてください!

SAAでは出題文に出てくるシステムやアプリケーションの状況に合わせて保守性や冗長性、コストなどを踏まえて最適な選択肢を選ぶ問題が多く、今回の受験でAWSにおけるアプリケーション構成を検討する際のポイントについて知ることが出来ました!


デベロッパーアソシエイト(DVA)


3つ目はDVAを取りました。
アソシエイトレベルには他にもSOA(SysOps Administrator)があり、どちらか迷いましたが、普段は運用よりも開発に携わることが多いので、より実践で使える知識を得られそうなDVAを取ることにしました。

DVAの内容はSAAとはガラッと変わって、CodeCommitやCodeBuild、CloudFormation、 CodePipelineといったCI/CD周りのサービスや、API GatewayやLambda、SQS等を使った構成やデータベース、セキュリティの設定といったより具体的な内容に内容になっています。

購入した参考書がそれなりにボリュームがあったこともあり、参考書は3週間程度、問題集は1カ月間くらいは回していたんじゃないかと思います。
SAAを取って少しモチベーションが落ち着いたこともあって、勉強のペースはゆるーく進めていました。

DVAで使用した参考書はこちら。

問題集については、SAA同様CloudLicenseさんを利用しました。

SAAと比べると聞かれる範囲は狭くなるものの、その分詳しく理解していないと答えられない内容になっていると思います。
特に各種ポリシーの具体的な設定や、IAMロールとサービスロール、DynamoDBのパーティションキー・ソートキー・ローカルセカンダリインデックス・グローバルセカンダリインデックスの理解なんかはちゃんとしておいた方がよさそうです。
人によってはDVAの方が簡単に感じる方もいるようですが、
私はDVAの方がちょっと難しく感じました!

まとめ


今回はAWSの3資格について自分の体験を振り返ってみました。
個人的には久しぶりの資格受験だったのですが、とてもいい刺激になりました!
現在AWSの資格取得を目指している方もそうでない方も、何かの参考になれば幸いです!


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