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Edo All UnitedのPR担当になって感じたこと

一年前(正確にはまだ一年経ってないけど)、勢いと熱量だけでEdo All United(入会時はONE TOKYO)のPR担当になっていた。

なったはいいものの、正直何をしたら良いのか、何から始めたら良いのかも全く分からなかった。

当然一人で出来る訳もなく、一人でも多くファミリーのことを知りたくて、直接会いに行ったり個々にコンタクトを取って、交流する機会があれば喜んで飛んで行ってた。(この時のフットワークの軽さは過去一)

普段は出会うことのないような職種の方々と実際にお会いしたり、メッセージでやりとりをしたり、ZOOMでお話したりすることが出来たのは、Edoに入ったことのメリットだったと思う。(おかげで、大好きなひろゆきさんに会うことも出来た。)

皆それぞれ色々なフィールドで活躍されていて、色々な考え方を持っていて、物事の捉え方も人それぞれ違くて、改めて人の価値観って全く違うんだなと思った。

こんなにも価値観が統一されていない集団で運営していくチームはどうなってしまうのだろうか?と言う不安が常にありつつも、一体感が出て来た未来のEdoの姿を想像するとワクワクしたりもした。

最初の頃は、ファミリーと交流する度に、今後どんなコンテンツを出していけばサロンが盛り上がるかな?とかどうしたらファミリーが増えるかな?とかサロン自体に焦点を当てた議論ばかりをしていた。(この頃は選手のことを全く知らなかったから。)

だけど、練習やリーグ戦が始まって、徐々に現場にも顔を出すようになって、選手たちと交流するようになってからは、サロンの為と言うよりかは、選手の為に何か出来たら良いなと思うようになった。

仕事もある中で、自分の夢を実現する為、またチーム昇格のために日々一生懸命練習に励む姿を見て。

人生を賭けてEdoを選んでくれている選手もいたから。


そんな選手たちや、彼等を支える運営責任者、奥山大の姿を見ていたら、心から応援したいと思うようになった。(まさるのことは、キックオフミーティングの時から応援したいと思っていたけれど)

と同時に、「私は何をしているんだろう?」と言う自分に対してのモヤモヤもどんどん大きくなっていった。

この一年は、自分が本当にやりたいことを模索し続けた一年で、なかなか答えが出ず、開き直ってまた自分と向き合ってを繰り返していた。

それでも、PR担当になったからにはしっかりと任務を遂行しようと常にEdoのことばっかり考えてた。

あれやりたい、これやりたいと口で言うのは簡単だけれど、実際に形にしようとするといつもリソース不足の壁にぶち当たり、なかなか思うように進められなかったなぁ〜と言うのが本音。

無償(皆最低1万円払っているのでむしろ金銭的にはマイナス)で本気でサロンや選手の為に動いてくれる人はまだまだ少なくて、このリソース不足を解決するにはサロンの経費を使って外注するしかなくない?って思う瞬間が沢山あったのだけど、、外注することに対してどうしても前向きになれないファミリーもいるわけで、ここが全員共創型を目指す上で非常に難しいと思う部分だった。

そんな中で、色々と協力して下さったファミリーの方々には本当に本当に心から感謝している。


そんな感じで私の中では色々な葛藤があったけれど、夢を追い続けているまさると選手達を見ていると元気がもらえたし、そんなキラキラとしている彼等の姿を他のファミリーの方々にも見て欲しいと常々思っていた。

動画で見るのと実際に現場でその空気を感じるのとではやっぱり全然違うから。

私がこんな風に感じるようになってからは、他のファミリーから企画の相談をされる度にギャップを感じるようになっていった。

と言うのは、普段現場に足を運ぶことのないファミリーは、選手達を全く知らなかった初期の頃の私のように、サロン運営やファミリー増加を目的とした方向に進もうとしているのかなと感じたから。

Edo All Unitedは、サッカークラブである以上、ファンとして見込めるのはサッカー好きな人に限られてくる。

だけど、多くのサッカーファンはどうしても強いチームを応援したいと思うもの。

逆に言えば、チームが強くなれば、サッカーファンは必然と増えていく(と思っている。)

(もちろん強いだけではだめで、それを踏まえた上でのプロモーションも大事になってくるけれど。)

で、チームを強くしてくれるのは、紛れもなく選手達。

彼等の頑張りで毎年の昇格が決まる。

それならば、彼等がサッカーに集中出来る環境を整えていくことが最優先事項なのではないか?と言うのが私の考えで、これをそのまま伝えていた。

今の段階で、これ以上サッカーファンが見込めないのであれば、それ以外の人達をターゲットにすれば良い。

もちろんそれも考えたし、実際にサロン内でも『街つく』の案が沢山出されていた。

夢があって素敵だと思うし、実現出来たらいいなと私も思った。

けれど、現実的に考えたら今じゃないかなって。

サッカークラブとして強くて魅力的なチームになっていく過程で、徐々にコンテンツも増えていき、ファンも増えていく。そしてファミリー一人一人がEdoにいることに価値を感じ、楽しめるようになった時(自分ごと化出来るメンバーが増えた時)には、街つくでも何でも出来るようなクラブになっているのではないかと思う。(そう願っている)

2020年は、コロナの影響で仕方がなかったと言わざるを得ないけれど、遠方に住んでいるファミリーの方々も東京に来る機会があれば、試合に限らず練習風景だけでも良いから選手やまさると交流する機会をぜひ作ってほしいなと思う。

現場でしか感じられない空気感を感じてほしいなと思う。

別にサッカーが好きでなくても良い。

ルールが分からなくても良い。

ただ、人と直接交流することで、自分の考え方を見直す機会を得られたり、チームとしての一体感がより高まったり、お互いのモチベーションアップに繋がったりもするから。

より自分ごと化出来ると思うから。

そんなことを考えながらの一年目だったので、一期生達には特別に思い入れが強く、どんどん次のステップへと進んで行く彼等を前向きに見送りながらも心の奥ではやっぱり素直に寂しかった。

そして、「寂しいけどずっと応援し続けたい」と言う思いがありつつも、自分の中でのモヤモヤがやっぱりどうにもこうにも消えることはなかった。

夢に向かって本気で頑張っている彼等を見て来たからこそ、私は何をやっているんだ?と言う思いに駆られ、人のことを応援している場合か?と自分に対して本気で思うようになっていた。

もう一度しっかりと自分と向き合う為に、TwitterもInstagramも画面から消して、1週間ちょっと外界からの情報をシャットアウトしてみた。

ようやくやりたいことも明確になって、2021年は、まず自分自身の人生をしっかりと歩んで行こうと思った。

SNS離れをしてみたら、すごく気が楽になって、今までどれだけSNSから入ってくる情報に心を揺さぶられていたか、焦燥感に駆られていたかって言うことにも改めて気付かされた。

PR担当でありながら、実はもともとSNSは好きではなかったから。(この時代にそんなことは言ってられないけれど)

色々と遠回りをした感じはするけれど、結果的にちゃんと自分と向き合うことが出来たのも、Edoに入ってPR担当になって、まさるや選手達そしてファミリーに出会えて、色々と考えるきっかけを得られたからなのかなと思う。

まさるのことも、巣立って行った選手達のことも、Edoに残ってくれる選手達のこともずっと応援していきたい気持ちはあるけれど、一旦私はPR担当を辞めて、Edoからも離れて、自分の人生に集中したいと思う。(本当にひとつ集中したいことが出来ると、他のことが出来なくなっちゃう一点集中タイプなので)

〜自分なりに成長して、納得いく生き方が出来ていると感じることが出来た時、改めてEdoに戻って来れたら良いなと思いながら〜


【追記】

「サロンを辞めようと思う」といつも支えてくれていたメンバーに相談した時、

"PR担当が私だったからこそ出来たことが沢山ある"

って言って頂けたことが素直に嬉しかった。

PRに関しては何の知識もない私だったからこそ、協力してくれる方が沢山いて、色々と形にすることが出来た。って言う新しい気付きを与えてくれた。

ブログチームの皆にお話した時も、実際に会ったことがない方からも温かい言葉を沢山頂けて心から感動した。

ここでの出会いには本当に感謝しているし、これからもずっと大切にしていきたい。

形としては、一旦サロンを辞めて自分に全集中する期間にしようと思うのだけど、これからもずっとEdoのことは応援し続ける。

それから、自分のペースで何か出来る事はないか考えていこうと思う。

それぞれのやり方で出来ることは沢山あると思うので。

私は私のやり方で。

まだまだ始まったばかりの無鉄砲なプロジェクト、なんせ10年を見越したプロジェクト。これからどうなっていくのか、心から楽しみにしている。


そんな私は

結局2020年最後の日もEdoのことを考えている。

おわり。

私の価値観に共感したよ。サポートするよ。そんな方に出会えたら、泣いて喜びます。いただいたサポート代金は、自分自身が成長し、もっと素敵な記事を書くことによって世の中にプラスの影響を与える為に使わせて頂きます。応援のほどよろしくお願い致します。