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『月とシネマ2023』を観劇した話。

少女都市ぶりに東京へ観劇遠征。
舞台観劇も少女都市の大阪ぶりだった。

やっぱり舞台観劇ってワクワクする。1つ前にも書いたけど、劇場ならではの空気感が好きだなぁと改めて思った。


今回の観劇きっかけは、丈くんが出るから。
いつもの如くあまりにも単純な理由。前回の中止になったときは、日程が合わなくてチケット申し込みすらできなかったけど、今回はなんとか。

FC名義がお仕事してくれて、どセンター。
後列だったけど、いいお席でした。
劇場自体もそこまで大きくなくて、こじんまりした感じだったから全然遠くなかったし、傾斜もそれなりだから全然観やすかった。




さて、そろそろ本題へ。
感想等々書いていきます。

いつもの如く、ネタバレなしでの観劇。
ただ、観劇前に登場人物の役柄とかは入れておいたほうが良かったかも。ちと反省。

冒頭部分はどんな感じで物語が進んでいくのか、あんまりよく分からなかった。でも、場面が変わって「MOON CINEMA」のセットに変わったら、徐々に物語が進んでいって一気に世界観に引き込まれていった。

舞台の上手下手で分かれての回想シーンとかあって、正直、頭の中にハテナが浮かぶ場面もあったけど、それも最初のほうだけで、このシーンはこの人の回想、このシーンはこの人…ってだんだん分かるようになっていった。

冒頭の展開から、最終的には中井貴一さん演じる映画プロデューサーと今井明彦さん演じる映画監督との和解に進むのかな…と思っていたのに、物語が進むにつれていろんな繋がりが見えてきて、それぞれが繋がったときの衝撃…!わたし的にはここも繋がるの??って驚きの連続。

親子の繋がりがこれでもかと散りばめられていて、世間は狭いと思わざるを得ない感覚に陥ったし、正直これは複数観劇したいと思った。
(スケジュール的には厳しいので今回は諦め。)


丈くん目的で観劇したので、その感想も。

あんまり書くとネタバレになるからざっくり書くと、前もって情報として出されていた役以外にもいろんな役を演じてた。くるみちゃんと2人が多かったけど、恋人同士とか夫婦を演じてるときは、丈くんの新しい1面が見えた気がしてなんだか嬉しかった。

演じ分けしてるのが、回想シーンが多かったから衣装替えとかウィッグとかめちゃくちゃ大変そうだなと思った。丈くんやくるみちゃんはもちろんだけどスタッフさんも。稽古の賜物だと思った。
個人的には、丈くんのいろんな演じ分けが観られたし、回想シーンに丈くんを使ってくださってありがとうの気持ち。


カーテンコールは何回かあるけど、2回目は舞台の色んなところが役者さんたち出てきてて、はけるときも色んなところからはけるから最後まで楽しませてもらった感覚。丈くんの階段の上り下り、1人だけちょっと距離があるからか、ぴょんぴょんしていて、とっても可愛くて尊かった。
座長の中井貴一さんの隣で、堂々としている丈くんがすごくかっこよくて、可愛くて、思わずにこにこしちゃうカーテンコールでした。

やっぱり丈くんが先輩方に囲まれて、後輩っぽくなるところがわたしは好きだなと改めて感じた。




2年半越しの『月とシネマ』上演、おめでとうございます。どうか無事に東京、大阪と大千穐楽まで上演できますように。
また1つ素敵な作品に出逢えました。



おわり。

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