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syozopanda
2014年5月16日 00:23
「折尾と申します。」そう言って彼は名刺を渡した。「どうも。山口と申します。」お互いにお互いの名刺を軽く見、話は本題へ入っていった。「ですから、そこをなんとかお願いしたいのです。」額に大量の汗をたくわえて、折尾くんは言う。「いや、それでは我が社は損ばかりをしてしまうよ。良いかい、僕らはあくまでもライバル会社なんだ。学生の頃のようにはいかないよ。」僕らは中学と高校の6年間を