コロナ第3波のせいでKSJ名古屋大会をキャンセルせざるを得なかったので、当日読む予定だった詩を載せる[1/3]
言葉の価値がすり変わる瞬間をあなたは知っていますか?
誰もが守るべきルール、マナー
それを「どう示すか」ではなく
「誰が示すか」で価値が変わってしまう
例えば
皆から慕われている人気者のAさんが
「信号無視はやめよう」と言うと
それを聞いた人達は素直に従う
従う人の中に自ら改めて声をあげようとする者もいる
普段は人見知りであまり人の輪に入れないBさんが
同じように「信号無視はやめよう」と言うと
「Aさんのパクリ」
「お前に言われると腹が立つ」
と白い目で見られてしまう
信号無視を無くそうとする、という目的は同じなのに
どこでその価値が変わってしまうのか
客観的にどれだけ正しい事を言ったとしても
誰が言うかによってその正しさの価値は失われてしまう
言いたいことを言うのは出来ても
「言いたいことを言っている」と思って貰えず
伝えることが出来ないこんな世の中じゃ
毒どころか、むしろただの悪循環
言葉の価値をすり変える瞬間をあなたは自覚していますか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?