VAIO Z Canvas

先に書いたようにお嬢様に買ったVAIOが届きました。

まあ、セットアップをやらされるのは私なんですけれどね。

Sony時代からのVAIO信者ですが、これまた質感がよい。

お嬢様はペンの滑りが悪くなるからという事で、フィルムを貼らなかったのですが、ディスプレイが綺麗な事。MacBookProで一般的に綺麗と言われているディスプレイを見ているけれど、「ハッ」っとする綺麗さですね。流石です。

CLIP STUDIOのライセンス移行させて、サラサラ~っと線を引いてみたのですが、追従性も申し分なし。線の入り抜きもOK。

SAIは筆圧感知が効かないのでMicrosoftのここからドライバをダウンロードしてみると、見事に動いた感じです。

あとはフォントの移植とPhotoshopとIllustratorをインストールして、同人屋仕様にして、Officeを入れて商業ソフトはそれぐらいでしょうか。

あとは、私のメンテナンス用にexplzhとあふwとテキストエディタとsusieのplug-in入れて、ffdshowとMPC-HCを入れてほら簡単でしょ?って感じです。

いつもWindowsインストール時に困るのが無線LANの設定時なのですが、まあ当たり前にMacアドレスフィルタリングしている訳ですが、それだと最初インストール時MACアドレスが分からないから、一旦外してやらないといけないのですが、インストール時にMACアドレスを知る方法無いのかしら。一応うちのAtermは一回繋ぎに来てリジェクトしたアドレスを覚えていて、それを許可するって手も使えはするのですが、なんか無様。

あと、特筆しておく必要があるとすれば、長時間使用していても熱くならない点でしょうか。Cintiqは結構発熱するので、PC作りにはVAIOの方が一日の長がある感じでしょうか。

問題点を挙げるのなら、ペンに使用されている単六電池の入手性が悪い事でしょうか。近所の電機屋さんでも一応扱っていたのですが、種類を選べるほど物が無かったですね。

あと、キーボード。変な配列も無く素直で良いのですが、蓋レベルのぺこぺこ具合。軽いので端を持って弛む程ではないのですが、なんか軽いです。

でもキーボードもよく考えられていて、蓋している時に本体経由で充電しますし、仮に充電が切れてもUSBケーブルで充電しながら使える優れもの。接続も良くも悪くもVAIO独自規格で電子レンジには負けませんでした。

それぐらいでしょうか、キーボードが分離出来るのは絵を描く点においては利点しか思いつきません。絵を描く時にはキーボードは邪魔。

利点は高い質感とそれに裏付いた高品質な仕様でしょうか。ペン先と描画位置の誤差も小さいですし、一回触ったら楽しくて仕方が無いですよ。Macを持って居なかったら恐らく自分用に買っていた一台だと思います。個人的にドヤリングはVAIOでも出来ると思っています。Macだけの利点だと思うなよ!!

バッテリーはまあ3~4時間保ちそうな感じなので、そこそこなのではないでしょうか。

ここで、皆様お待ちかね、iPad Proと比較ですが、ストレージ容量とか色々違いますが、4倍値段が違います。どうしてもCLIP STUDIOかSAIのソフト性能が出てきます。iPad Proで使っているProcreateが劣っているとは言いませんが、やっぱり、そこは慣れとCPUパワーに物を言わした手ブレ補正等々の機能の分VAIOに軍配を上げます。お絵かきレベルならiPad Proで十分ですが、原稿を描けと言われると厳しい物がありますね。

最後にVAIO株式会社になってからどうなったか知らないですが、消耗品が無くなることが早いので、予備にACアダプタとペンを買っておきました。使う事にならない事を祈ってます。

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