総合商社の年収
こんにちは!まずは私のnoteに興味を持っていただき、ありがとうございます。
本noteでは、「総合商社の年収」というテーマで書いていきたいと思います。
ちなみに、私は現役で商社に勤めている人間だったりします。
やっぱり高い、総合商社の年収。
「業界地図」というものを見てみると、総合商社は次の8社があるようです。
1.三菱商事
2.伊藤忠商事
3.三井物産
4.丸紅
5.住友商事
6.双日
7.豊田通商
8.兼松
(ちなみに、上記の1~5番目までをまとめて「5大商社」なんて言ったりします。)
それぞれの会社の平均年収はいくらなんでしょうか。今年(2019年)に作成された各社の有価証券報告書を見ると、次の通り。
1.三菱商事 :16,077,197円
2.伊藤忠商事:15,207,832円
3.三井物産 :14,300千円
4.丸紅 :13,893,413円
5.住友商事 :13,895,582円
6.双日 :11,390,763円
7.豊田通商 :10,969,946円
8.兼松 :9,439,625円
やはり5大商社が群を抜いて高いですね。
でも、8社中7社は「夢の1000万超え」しているし、一番低い兼松でも900万以上あるので、総合商社業界は給料が高いといえると思います。
海外駐在すると、もっと高い。
上記の平均年収だけを見ても十分給料が高いのですが、商社マンが大きく稼ぐ場面は「海外駐在」です。
海外駐在をすると、各種の手当がつくので、給料が跳ね上がります。
よく聞く話としては、「駐在時代は手当で生活をして、それ以外の給料は使わないので、帰国した時に驚くぐらい貯金ができている」というもの。
このように稼げる駐在を楽しみにしている商社マンは多いですね。
もちろん、海外駐在に行くと、何かしらのマネジメントをする立場(現地スタッフを管理する立場)として行くので、仕事のやりがいも増します。
現地のチームを率いて商談を進め、必要に応じて本社と連絡を取って案件をまとめ上げるのは、なかなか大変のようですが、面白い経験もできると思います。
でも、1年目はそんなに給料高くない。
総合商社といえども、実は、1年目社員はさほど給料が高くはありません。
公表されている通りの初任給(20数万円)で、ボーナスも2か月分とか、その程度なので年収だと400万円切っているぐらいの水準です。
(まぁ、多くの場合、若手の寮に入り、その家賃を会社が負担してくれるので、実質的には給料がプラス100万円ぐらいあるイメージではあるんですが、、、)
しかし、2年目になると年収が劇的に増えます。
基本給(月収)が数万円程度上がり、ボーナスも1年目の数倍になり、残業代もつけられるようになるので(※)、年収ベースで100万円以上プラスになります。
(※さすがに1年目社員が残業代をつけるのは難しいんですよね。大した仕事も任されないですし、、、)
なので、「商社マン=高給取り」というイメージに実態が合ってくるのは、早くても2年目以降なんだろうな、と思います。
といいつつ、とあるサイトで調べたところによると、「平均所得は約420万円ほど」らしいので、一般のサラリーマンの給料と比べたならば、1年目社員からでも十分な給料をもらっていると言えそうです(会社の寮に入って実質的な家賃補助があることを考えれば)。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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