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肢体不自由の障がいを考える

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肢体不自由の養護学校で働いています。嬉しかったことや悩んだことなどを取り上げています。よかったら読んでくださいね。
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2019年6月の記事一覧

保護者の心情3
最終段階で「障害克服努力、混乱ともがきの時期」へと移行して「子供とともに生きる定めで、やるだけのことはやってみよう」と子供と真剣に向き合い、何でも挑戦しようという感情が芽生えます。同じ悩みの保護者同士で結びつき、理解者を増やそう努力し続ける心情に時期です。

保護者の心情2
次に「障害告知後の混乱と絶望の時期」です。診断されて絶対に違うと感情的になり、まわりの支援を拒否したり、攻撃的になり保護者が孤立していきます。しばらく子供の障害に向き合うと現実を知り、絶望感が襲ってきます。そして責任転嫁や努力放棄の感情が現れます。

肢体不自由児を持つ保護者の心情について書かれていて、子供の障がいを受け入れる過程には3つの時期があります。1は気づきの時期です。笑顔がない?ハイハイができないなど、違うと感じる時期。親はどうしよう?と不安な心情が出てきて大丈夫という言葉をもらうために専門機関を巡る様子が見られる。

肢体不自由の研修に行ってきました!
人類の進化は感覚と動作からですって!深い~はなしでした。まずは危ないかを見て、聞いて、なめて、触って、におってして、危険か、美味しいかを感じてから食べたり、逃げたりの動作があって、人類は生き延びてきたと言うお話を聞いてなるほど~と思いました。

肢体不自由の学校の体育?
脳性まひなど体を動かすことが苦手な生徒は動かせる手などを、動かそうとしたり、車イスの上で教師に押してもらって風を感じながら走ったりします。自分だけでは出来ないことを友達や教師と一緒に挑戦したり、楽しい雰囲気を感じることが大切だと思いました。

動作法ってストレッチとどう違うの?いろいろ意見はあると思いますがスーパーバイザーの方に聞いて納得と思ったのは、私たちがストレッチをするときは柔らかくなりたい!と思ってするけど障がいをもつ生徒はその思いを持ちにくい!だから一緒になってしてもいいかな?っ思ってもらうことが大事!納得!

自分の要望を伝えよう!
発語がまだ少ないのでどうしたらいいかな?と思い、その生徒の前で彼の好きな本を読んでみました。すると手のひらを指でトントンとしたり、ほしいジェスチャーをしてきたのですこし時間をあけて貸してって言ったら貸してあげるというとゆっくり「かして」と言ってくれました!

嚥下障害を持つ生徒の給食ってどうするの?
私は調理室で刻んで食べやすいようにしてからくばってる?ちがうんです!実ははご飯は炊飯器でおかゆにできるのですが、ほかのおかずやデザートは教室で介助員さんや教師が包丁で食べやすいように刻んでいるのです。とても大変なお仕事です。感謝です。

食べるってどうするの2?
つづきです。
咽頭期(いんとうき)⑤気道に入らないように蓋をして食べ物が入らないようにする。これを嚥下するって言うそうです。これがうまくいかなくて気管に入ると窒息や誤嚥を引き起こす。
食道期⑥食道を通過して胃へと送り込む。やること満載!!

食べるってどうするの1?
先行期①食べ物を見た目や匂いで認識すること
口腔準備期②食べ物を口まで運んで口に取り組むこと③噛んで咀嚼して唾液を混ぜる。
口腔期④口をしっかり閉めて咽頭(口のおく)に送り込む。