Valorantの台パンTech pauseが許せない

読んでほしい人
・Valorantの大会をよく見る人
・Tech pause gearに疑問を感じる人
・台パン反対派の人

あ～またTech Pause だ・・・すぐ再開できれば良いけど・・・。
valorantの大会で頻繁にみられる光景。
何事もなく1試合終わるケースが稀なほどにゲームが中断されてしまう。
試合のスムーズな進行は運営、選手、観戦しているファンの誰もが望んでいることだろう。

time out や harf timeを除いて試合が中断される要因としてtech pause があるtech pauseには大きく分けて2種類
・tech pause game・・・ゲーム内で問題が発生した
・tech pause gear・・・選手のデバイスに問題が発生した

このうちtech pause game の場合は納得できる。ゲーム内でバグが発生してしまったり、グリッジが発見されてしまったりと不意に起こる事故のようなものだからだ。バグの一切ないゲームなんて存在しない。プレイする選手も観戦しているファンも納得の停止理由だと思う。

tech pause gear の大部分もまた仕方のないケースが多い。e-sportsという精密機械を使用した競技である以上、デバイスの接続や音声トラブル等は起こりうるからだ。

しかし、tech pause gearの中でも選手の感情が爆発して机を強くたたく行為、所謂台パンによってデバイスに影響を与えてしまい試合が止まることが度々ある。
「台パンが原因で試合が止まりました」とアナウンスされたことはないが、選手カメラで選手が台パンした姿が映った後にtech pause gearの表示が出て「（台パンした）選手のデバイスに問題が発生しました」とアナウンスされれば凡そ検討は付く。
これは良くない、不公平を感じる。
勿論選手が感情を爆発させること自体は否定しない。勝てば嬉しいし負ければ悔しい。しかし、試合の進行を妨げるとなれば話は別。台パンという行為に試合を止める意図はないことは分かっているが、試合が止まってしまう危険性があることは事実。

そして試合が止まる。
試合が止まるとどうなるか。
１．思考のクールダウンが出来る
２．試合の流れを一旦止めることが出来る
３．戦略を練る時間が生まれる
競技者でない私ですらこの２つは少なくとも発生すると予想できる。競技者であればこれ以上のメリット、デメリットを感じているだろう。
精密な操作と思考、精神性が求めらるe-sportsという競技において時間を空ける行為はものすごく価値のある行為だと思う。
tech pause 中は選手やコーチの会話に制限が加えられるが、先に挙げたように話さなくても選手に与える影響は大きい。

tech pauseが入る前と後で試合展開が一変する試合も過去に多くあった。tech pause後に突然負けていたチームがラウンドを連取したり、それまで好調だった選手が集中を欠いてミスをしてしまったりと。
これら全てがtech pauseによるものだとは思わないが、試合後にtech pauseが発生しなければ結果が変わっていたのではと思わざるを得ない。

そこで
たとえゲームの遅延を目的としてやっていなくても、台パン等の行為が原因でtech pauseを発生してしまった場合、遅延行為として罰則を与えるルールを作るべきだと思う。

具体的にはクレジットの減額、武器やアビリティの購入制限など。ゲームの進行を遅らせたチームだけが一方的に不利になる罰則が望ましい。

もう一度言っておくが、感情を爆発させる行為自体を否定しているわけではない。試合の進行の妨げになるような行き過ぎた感情表現が良くないというだけ。私はよくサッカーを見ているので、サッカーで行き過ぎた感情表現による警告（イエローカード）の対象を例に挙げてみる。
・得点に興奮しすぎてコーナーフラッグを蹴ったりユニフォームを脱いだりする行為。
・何か不満なことがあってその感情を審判や相手チームにぶつける行為。（これは味方チームであっても過度であると判断されれば警告の対象になる）

サッカーに限らず他のプロスポーツでも行き過ぎた感情表現に罰則が与えらる。e-sportsも同じプロスポーツであるなら見習ってほしい。

悔しい気持ちや嬉しい気持ちをこらえている選手もいる。
今にも台パンしそうな手をグッと堪える選手も見てきた。
試合がスムーズに進行するためにも、過度な感情表現を堪える。これもまたプロスポーツとして大事なのではないか。

最後に
選手の皆様、どうか台パンをやめて下さい。

そしてRiotさん、台パンによるpauseの発生率を減らすためにも、台パンに罰則を与えるルールを作ってください。台パンをすることで自チームに不利益が生じると明確化されれば振り下ろす手を途中で止められるかもしれません。

試合が可能な限り止まらず、公平な状態で進むような環境になってほしいと願っている。

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