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少牌マイティ 食うか食わざるか?

少牌マイティでは、スピードがとにかく大事です。
打点なんてものは、親番のときちょこっと考えればいいだけで、基本スピード重視です。
その為には、鳴ける牌はどんどん鳴いてかないとおいてきぼりになっちまいます。
また、鳴けば鳴くほどオタ福になり易いってメリットもあるので、背中が煤けるまで鳴きまくって良いでしょう。
とは言っても、無理染めとかトイトイダッシュしろとか言ってるわけではなくて基本は”役牌”
和了った時に1翻あれば十分です。ですが普通の麻雀より待ちが多い分、片上がりのケースも多くなるので、役なしにブルって鳴けなかったなんてないように注意したいです。

例題1

白は当然だとして、⑨出たら食う?食わない?あと4は九は?





例題1 回答

巡目?
関係ないです。全部食って下さい。
「シャンテンだからふかしてリーチしたい♪」
なんて甘い甘い。こんな受け入れ少ないシャンテンなんて下の下です。
特に3シャボが残る時なんて食い必須と覚えてください。
そして⑨を食ったら何切るかというと、打4です。
36白(九)の片上がりに受けます。決して、役確定で打5なんてしないで下さい。和了れる枚数が違います。

例題2

九がでたら食う?食わない?

状況: 序盤、他家の仕掛けなし、子供  以降の例題は全て状況同じ






「両面&両面は食いません」


なんて言うと思った?
これまた鉄食い。
両面残りなら食いが基本です。
そんなのケースバイケースでしょとか、東場は食わない方が良い。
とか独自解釈する人いると思いますが、これふかしてたら間に合わない。
いちおう、親番で上家の九なら食わないの許してもいい。

例題3 

これまた同じく、九がでたら食う?食わない?





鳴くは一時の恥鳴かぬは一生の恥
先生の教えはもう分かりました。「ぽ~ん」
なんていうのはちょっと食いすぎ、悔い改めよ。
⑧白では少しキツイ
食って両面以下の片上がりは、鳴かぬが吉というのが現状での見解

問1

お次は実践問題、下家の⑦を食う?食わない?




くーーーーーーーー




います。
なんかもったいない気がしますけど
食います。
盤面はもう超終盤です。
ソウズなんて引いてきたら受けに回らざるをえないから、危険牌を持ってこないという意味でも鳴く一手です。
②は食えても、⑦に動けない人多いかもしれない。
①③④白(②⑤)のロンされると腹が立つオタオタのテンパイが組めます。
和了れない牌種もオタ計上されるのが詐欺みたいで良いです。

鳴きを控えるケース

入り目によってお多福になる場合は、鳴きを控えるのも作戦的にはアリでしょう。

2sを食えば、47s西の片上がりとなるものの、47s入りのお多福テンパイがおいしいので我慢我慢
名付けてオタふかし
でも受け入れは多くはないので当然仕掛けてくのもOKとします。(要するに答え出てないよということ)

仕掛けた後にテンパイ牌を鳴かないのは基本あり得ない行為です。

上家打9で、食えばテンパイ
しかし、ソウズのリャンカンが先に埋まればオタ4なので鳴かないのもアリ。
食って打⑧の357に受けるのが隙なしだとは思いますが、巡目早ければふかしてみたい。

役なしにご注意

片上がりテンパイと思っていたら残念これは役なし

③69の片上がりかと思っていたら、6はポンしてる。
いかに少牌マイティと言えど、心の牌を5枚目の6ソーに取ることはできないので③出ても和了れません。
鳴いた牌を忘れて手牌だけ見てると見逃します。(アプリなら和了れないだけだけど、フリーじゃチョンボ!)

以上少牌マイティ食うか食わざるかでした。


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