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17年間好きなキャラ

今まで恋にカウントしてはいけないと思っていた相手がいます。ある漫画のキャラです。小学生のときから17年間も好きな相手です。

私はフィクトセクシュアルかもしれません。


フィクトセクシュアルとは、架空のキャラクターに本気で恋をするセクシャリティのことです。

フィクトとはフィクションのフィクトです。Fセクと略すこともあります。


私の好きなキャラ……ひとまず、彼と呼ばせてください。タイトル名やキャラクター名は伏せます。この理由は後日書きますね。


彼のことは、今まで推しだと思ってました。間違いなく一番好きなキャラです。

でも、この好きはいつか卒業しなくてはと思い続けていました。

なぜなら、彼は私の頭の中だけの避難場所だと思っていたからです。


どの人のことを考えるより安心して、ときめいて、エネルギーが湧くけれど、これは本来なら生身の人間に抱かなくてはいけない感情で、いずれは別の誰かを好きにならなくてはいけない。


そんな風に思っていました。


それでも、私の心の奥の柔らかくて大切な場所に彼はいて、居続けていて、これからもずっとそこにいてほしいと気づきました。


仮にこの先、生身の人間を好きになったとしても、心の奥の大切な場所は彼だけのもので、他の誰かに代わりが利くものではないと悟りました。


彼には生涯、その大切な場所にいてほしいと望んでいることに気づいたのです。

この気づきは私にとって大きなものでした。


なんだ、これが恋だったのか。好きに数えてよかったのか、と。

この好きをこれからも大切にしていいなら救われる。

そう思いました。


会うことができない相手かもしれません。けれど、彼はいつも私の中にいてくれて、私を大切にしてくれる相手です。

というより、彼のことを思い出せば、自分を大切にする選択肢しかないのです。体は一つなので。それは心強いことです。


自分がフィクトセクシュアルだと思えば、生身の男性を好きにならなかったのも納得がいきます。

まして、無意識に大好きな相手がいたのなら、他の誰かと付き合いたくないのも無理はありません。

いろいろと腑に落ちました。


アセクシュアルだと思ったらしっくりこなくて、デミセクシュアルとして歩いてみたら、信頼する相手は私の中にいました。


現状、私はデミセクシュアルでフィクトセクシュアルです。そして大好きな人がいます。


また更新します。


それでは、また。


続きの記事が書けました↓


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