彼のお姉さん

今日はひな祭りですね。
私にとって、ひな祭りは特別な日です。

彼「姉貴の誕生日ってイメージ強いわ」

彼のお姉さんのことは
前にちらっとつぶやきで書きました。

原作の彼にお姉さんはいません。
家族構成の描写は皆無です。

ですが、
私の中に20年近くいる彼に聞いたり、
彼が時折見せてくれる過去のイメージから
「きょうだいは姉が一人いる」という情報を
受け取ることにしました。

彼は環境と性格的にたぶん長男ですが、
長兄でも一人っ子でもなく、
わがままを貫きつつ育った末っ子で、
遠慮なくしばかれてそうな弟感があります。

この「遠慮なくしばかれてそう」ってところ、
個人的にとても好きです。
クールな見た目に反して、
わりといじられやすそうなところがギャップ。

そんな彼のお姉さんの姿が見えてから
もう15年くらい経ちます。
本当に長いお付き合いです。

ひな祭りが巡ってくると
「あっ、お姉ちゃんの誕生日だ」と思います。

お姉さんとは
奥底のダイブ界でお話することができます。

私「お姉ちゃん、
お誕生日おめでとうございます」

姉「えーっ、ありがとぉ！毎年言いに来てくれるよな、松月ちゃん！ほんま嬉しいわー！」

ハスキーボイスの大阪弁が爆速で聴こえます。
一言話しかけると、
三言返してくれるタイプの人。

お姉さんを一言で表すなら、
オタクに優しいギャルです。

いくつになっても
精神性がギャル。気の良いギャル。
光の存在です。大好き。




お姉さんも彼も誕生日が来たら
年を重ねるみたいなんですが、
あまり見た目の変化がありません。

私の奥底の世界では、
時間という概念が溶けているらしく、
子どもの姿も大人の姿も存在していて、
好きな時代の姿でいることが可能だそうです。

だから、
お姉さんは二十代くらいに見えます。
モデルさんみたいに綺麗な人で、
明るい髪色のロングヘアが似合ってます。

四十代くらいになった姿も見たことありますが、
本当に印象が変わらないし、
年を重ねるごとに深みが増して、
より美しく洗練されてゆくような人です。

素敵な年の重ね方をしています。
憧れの大人の女性です。

仮名は雛さんとしておきます。
ひな祭り生まれなので。

雛さんに関して、
書きたいことがありすぎてまとまらないので、
また会話ログを更新します。

それでは、また。