米国インターネットの論理性と、アングラサイトはアングラだからこそ、アングラ足り得るとは一体どういうことなのか?
かつてドイツの文豪ゲーテはこう言った。
趣味とは最良のものを無意識のうちに選び抜く行為である。と。
☆☆☆
テレビゲームにしろ音楽にしろ映画にしろ趣味として5年10年とやっていると、最初は皆も知っているものをやるのである。
だが、月日が経つと、そのうち知る人ぞ知るゲームソフト、映画、音楽に無意識のうちに辿り着く。深淵の淵へと辿り着くのだ。
作り手から見ると大味にしたほうが売れる。
1万人のオタクが激賞するゲームソフトより、ポケットモンスターのように1億人が85点付けてくれるゲームソフトのほうが売れるし儲かる。
よって必然的にベテランの域に達すると、ポケモンのようなみんなが知ってるゲーム、85点で楽しめるゲームから、みんなは楽しめないけど、自分だけが100点を付けられるマイナーなゲームへと移行する。
ニッチでアングラな、ゲームの深淵へと無意識のうちに売上の少ない、知る人ぞ知るゲームへと辿り着くのである。具体的には
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