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退却のための口実作り?

いかにもお役所仕事的なニュースでした。

英語の民間試験の事実上の中止に続いて、今の話題は記述式をどうするか?ですが

これもおそらく、延期≓中止 の公算が高いと思います。


文科省自身が、退却のための口実作りを探しているとしか思えません。


そもそもにおいて、受験生の人生に関わる大事な試験を民間に軽々しく担わせようというのが間違いです。

ベネッセの肩を持つ気はまったくありませんが、魚心あればなんとやらで、せっかくいっちょかみさせてくれるのなら、当然その立場を使って自分の仕事を有利にさせたいと思います。
民間業者なら当然です。
そこに癒着が・・・ という疑惑も当然生まれてきます。

文科省の誘い水にのったは良いけど、ここに来てはしごを外されつつある。
最初は、うまくやってるなあと思いましたが、被害者にもなりつつあるような気も・・・
(とはいえ、同情するつもりは毛頭ありませんが)

まあいずれにせよ、受験生のことを考えたら、中止でセンター続行が一番公正だと思います。


記述式なんて、最初から無理ゲー過ぎます

50万人あまりの答案を、

遅滞なく、もれなく、公正に

20日間で処理できるわけがありません。


だから、事前に問題と答えを流すとか、受験の大前提に反する行為をやろうとします。
また、問題も当然、簡単に処理できる方向で作られることは確実です。

ドンドン本来の趣旨から離れます。

ヨンギノーもそうですが、記述も、必要ならば
国公立なら2次で。
私大なら直接入試でやれば良いだけです。

大学受験生全員に、強制的にやらせる必要などありません。

それよりも現行のセンターのように、基礎基本を見る事に徹すれば良いはずです。


それを、変なノスタルジーや思い込みだけで突き進むから、土壇場になって矛盾が一気に噴出。

教育って、こういう妄想が時にはびこります
皆さんだれでも、学校には行ってますからね。何らかの思い込みがあるのでしょう。
何か改革をしたいというのも、政治家の性なのでしょう。

しかしそれが本当に実現可能なのか?
生徒たちのためになっているのか?

理想論だけで引っかき回すのは、本当に勘弁です。


とにかく、インパール作戦になる前に止めてください
ただそれだけです


というわけで今週の更新はここまで明日は土曜日の祝日という、生徒にとってはありがたみがうすれた日です。

でも今年は大嘗祭があったため行われませんが、本来は新嘗祭という、一年間の宮中行事で最も大事な日です。

令和元年11月22日(金)

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