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【EDH】ババーンと、バーン!(鱗の焦熱、ゲヴ)

チャロー、モフケモ次元ブル〜ムバロウ満喫してますか? どうも、しょーねんです。

少し前のブルームバロウ身内チームドラフト、なんと2勝0敗1分でチーム総合優勝に貢献することができてとってもハッピーでした。熟練者のチームリーダーからデッキ作るの上手くなったって言われてとっても嬉しい。

さて、そんな私を2勝1分に導いてくれたプリティマスコット。思い出の品として折角ですしデッキにしたい!

と言うわけで組んでみました!
ではでは統率者のご紹介から。

統率者 《鱗の焦熱、ゲヴ》

デッキコンセプト「バーン! バーン! バーン!」

統率者の能力と合わせて、コンセプトを掘り下げていきましょう。

ぷりちー(9000円)。

伝説のクリーチャー
 トカゲ(Lizard) 傭兵(Mercenary)

護法 ― 2点のライフを支払う。
あなたがコントロールしていてこれでないすべてのクリーチャーは、このターンにライフを失った対戦相手1人につき1個の追加の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
あなたがトカゲ(Lizard)呪文1つを唱えるたび、対戦相手1人を対象とする。鱗の焦熱、ゲヴはそのプレイヤーに1点のダメージを与える。
3/2


・クリーチャーを強化して場に出すサポート能力
各対戦相手にダメージを与えられるなら+3/3修正と考えると1/1でも大型生物と肩を並べるほどに。

・トカゲ呪文を唱える度にプレイヤーにバーンを飛ばす能力。
シンプル。対戦相手1人に1点なので、一長一短。

の2つですね。
スタンダードではゲヴを軸にビートバーンするアグロデッキが流行っているそうです。土地を買う余裕があれば組みたいんですけどね。

しかしライフ20のタイマンである構築に対してEDHは40×3の120点を削り切る必要があります。
トカゲをどうにかこうにか無限回唱えればそのまま勝ちますが...…まあ、難しいでしょう。

ですがド派手なカードが使えるのもEDH!

ライフ40点じゃなくて14点な!
ダメージ3倍な!
ターン回ったらライフ半分な!

おバカなカードと愉快な仲間たちで、いざ冒険の旅へ!
レベル帯は構築級〜カジュアル(5以下)見込みです。

デッキ解説

デッキリスト

https://www.hareruyamtg.com/decks/807070

上にあげた3枚のように、デッキの中核をなす事の出来るカードを何枚かピックアップ。

トカゲ


《玉虫色の蔦打ち》
上陸で誰かに1点バーン。追加コストを支払うことで自身をコピーできる『新生』能力持ち。
《瑪瑙の先導者》
クリーチャーが場に出るたびに、全プレイヤーに1点バーン。こちらも『新生』持ちで相性◎。
《渓間の炎呼び》
トカゲの与えるダメージに+1点。
シンプルに火力増し能力がデカい。
《うろつく玉座》
名誉トカゲ。誘発2倍でバグらせよう。

バーン強化

《最深の力、オヘル、アショニル》
バーンダメージがパワー分で固定化される生物。
+1カウンター3つのれば7/7でバーンも7点。宇宙!
《トーブラン》
バーンダメージ+2。2cデッキならトリプルシンボルだって気にならない!

《焦熱の衝動》《燃える都市》
ダメージ3倍エンチャント。宇宙。

フィニッシャー枠

《荒廃者》
能力は上記。10点以下ならワンショットを狙いにいける。
《大祭》
能力は上記。貼ったら一番最初に死ぬか勝つか。

その他


《殺戮の神、モーギス》
対戦相手のアップキープにクリーチャー生け贄or2点ルーズを要求。コンスタントに削っていくのも大事。破壊不能内蔵で場持ちも◯。

《反逆の先導者、チャンドラ》
 追放ドローor全体2点バーン、赤マナ2点を選べるリソース稼ぎPW。マイナスで4点火力も出来る。
見逃されれば凄まじいアドバンテージを稼ぎ続ける。劣勢時に置いて祈ろう。

趣味枠

《溶鉄の残響》
指定種族のクリーチャーが出た時、コピーを生成できるエンチャント。指定はもちろんトカゲ。
ETBを使いまわしつつ、速攻もつくのでトークンを投げ捨てていこう。

《恐怖の劇場》
毎ターン追放ドローで擬似ドローエンチャント。誰かがダメージを受けていないと使えないが、このデッキなら困らない。

《本能を汚すもの》
赤パーマネント呪文を1つφマナに置き換える能力と、唱える時にどこかに1点飛ばす能力。
トカゲではないのが悔やまれる。
なんだ、カヴーって。

対戦雑感

ナドゥ「Do you know...…ナドゥ?」
ぼく「ウワーッ!!!!!!!!!!!!」

クリーチャーはナドゥとタッサの神託者だけで
装備品は積まず、
対象に取るのはオーラとスペルのみで、
土地ベースは基本土地マシマシでなお強かった。

ナドゥ「破壊耐性4回と、被覆と呪禁がインスタントでついて、飛行で、統率者で、スタッツが20/20前後あります」

ぼく「4人でよってたかっても勝てない」
持ち主「布告除去なら死ぬから」

というのはさておいて、5人対戦だったのでそもこういうタイプの殴り寄りデッキは厳しい。

ただバーンによる削りのアベレージは悪く無かったので、4人対戦の場合のヘイトの向き方やロングゲーム寄りになった場合の向き合い方によりけりかも。
もし勝ちに寄せるならもっと派手にライフを削るか、ドバドバドローしてバーンで焼き殺す事が求められるかも。

改善案と伸び代の話

・オブ・ニクシリスとの相性
《囚われの黒幕、オブ・ニクシリス》

 発売当初は《完全なる統一》の無限バーンコンボが話題になった1枚xゲヴも1点ダメージなので、オブ・ニクシリスを誘発させる事ができます。
衝動ドローもできるので、さらにトカゲを引き込めるドローエンジンとの期待も可能か?
《完全なる統一》自体もカウンターを乗せるたびなのでゲヴの2つ目の能力と相性◯。

 ドローパワーがないので、狙って行くのは難しいでしょうがフィニッシャーとしては優秀。2枚コンボはカジュアル向けとは言い難いですが、まあいいでしょう。

・無法者シナジー
傭兵なので《笑う者、ジャスパー・フリント》などの無法者シナジーを受ける事が可能。というか、ブルームバロウ産トカゲは傭兵ないし邪術師(無法者)を持つので、狙ってデザインされてる感はあります。

無法者が出るたびにプレイヤー1人に1点飛ばせる《陽気な擲弾兵、薬瓶砕き》なんかは2枚目の統率者として機能するでしょう。

とはいえ、無法者に寄せ「すぎる」とゲヴが機能しなくなるので考えものですね。いい塩梅を探さないとでしょう。

・戦闘以外のダメージを参照するカード
 山のようにあるカード群(特に赤)なので可能性は無限大です。ダメージ増加エンチャントも他に何枚かありますしね。

《勇気の徳目》なんかは注目の1枚
戦闘以外のダメージ分常に衝動ドローできるのはドローエンジンとして優秀。むしろ使い切れるかどうか...…

注意点は赤黒である意味を考えないといけないですね。せっかくの多色なのにほぼ赤単では勿体無いでしょうし。

終わりに

 統率者向けと言われると少し微妙なライン、というか構築も結果を出しているカードなのでそちらの方が活躍の場が広そうなゲヴですが、実はこれでも初めての「種族デッキ」を組ませてくれた1枚です。

種族デッキ、シナジーカードも多いですがマイナー寄りでこんなに頭悩ませてるのに、メジャーどころだと大変でしょうに...…

また何度か遊んで、改修案が思いついたらnoteにする事でしょう。それでは!

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