インターン体験記(いい生活)

こんにちは、syouです。一本目の記事になります。

先日、いい生活さんのインターンに参加させていただき、自分なりに得たものがいくつかあったので、備忘録ついでに記事にまとめさせていただこうと思います。インターンの内容は、ReactとTypeScriptでいい生活社内APIを活用してWebアプリを開発するという1weekのインターンです。


インターンに応募するまで

まず、今回なぜいい生活のインターンに参加したのかを述べると、先輩の紹介の一言に尽きると思います。自分の所属しているサークルのB3の先輩方がインターンに参加する流れで、なぜか我々B2の民も参加してみようという流れが生まれ……なぜかインターンに応募することになりました。

とはいっても、参加するつもりはその流れがあるまでなかったため、情報を全くと言っていいほど持っておらず、「わからないよ~」とSlackで嘆いていたところ、先輩がいろいろと相談に乗って下さり、その中で私はフロントエンドを少しかじった経験があったことを話すと、いい生活のインターンとかおすすめだよと勧めていただきました。

不動産テックという分野を正直全く知らなかったので、何をしている会社なんだろうと思いつつも、勢いで応募しました。ホームページを見た感じ不動産会社と顧客に対してアプリとかを提供する感じなんだろうなぁという軽い理解でした。

正直、こういう就活じみたことをするのは初めてで、エントリーシートに何を書けばいいのかもよくわからず、とりあえず勢いで埋めて提出し、その後面接へ進むことに。全く参考にならなくて悪いですが、面接もほとんど対策なんてものはせずに、「まぁダメでも来年があるし」とか思いながら面接に挑みました。

面接

実際の面接は、(他社の面接を受けたことないのでわかりませんが)会社説明を聞いてその後質疑応答という流れで、コードテストなどはない感じで特別対策が必要というタイプのものではありませんでした。雰囲気も、担当の人と一対一形式でしたが、そこまで緊張したりすることなく話すことができる雰囲気だったと思います。

質疑応答では、大まかに、まずなぜ志望したのか、そして今まで何をやってきたか、今何をしているかというのを話す流れでした。相談に乗っていただいた先輩から「フロントを触ったことがあることはアピールしろ」というアドバイスを受けていたので、それをうまく織り込みつつ、高校時代の話と、今現在大学でなにをしているのか、あとはバイトでの開発経験やサークルでの活動内容を話しました。

そのあと、担当の方に、高校時代にやっていた研究の話と大学でのサークル活動についてさらに深堀りされ、いろいろ説明しつつ、最後に逆質問の場が設けられ、面接は終了しました。

僕がB2ということもあり、ほかのインターン候補生が話すであろう専門分野の話ができなかったというのはありましたが、自分が興味にある分野について軽く話した感じだったと思います。

面接結果

そして、面接結果ですが、なぜが通過していました。その後いろいろ話を聞いてみると、技術スタックが全くない人や情報系の学生でない人など幅広い分野の人がこのインターンには参加していたようで、その意味では確かにB2の自分が参加するには、とても良いインターンだったなと思います。

インターン参加までにやったこと

インターン参加が決まった後は、7月ごろに事前準備の会が設けられ、またそのあと事前学習資料として、今回のインターンで使用するReactとTypeScriptに関する学習に役立つサイトへのリンク集などが送られてきました。事前準備は、主に環境構築を行いました。

自分は、インターン参加までに、Reactのチュートリアルを一通り読み、その後TypeScriptの学習ページに軽く目を通しました。そして、そのあとネット上の記事を参考にしつつ、ReactでTodoリストを作り知識の定着を図ったという感じの事前学習をしました。

今振り返ると、期間的にそこまで余裕のあるインターンではなかったため、事前に自分で手を動かして何か実装するというのは、インターン参加中の実装作業をスムーズに進めるうえで非常に良い選択だったと思います。逆に言えば、そこまで高度な内容を扱うようなインターンではなかったので、初めてインターンに参加するというような同期がいれば、ぜひおすすめしたいインターンだったと思います。

いざインターン本番

そしてインターンが始まりました。初日は、オープニングでメンターの方々の自己紹介を聞いた後、チーム開発を行うチームメンバーで自己紹介をしました。そのあとは、GitやReactの講義を受け、最後にFigmaを用いてペルソナ(ターゲットにする人物像)の作成と、要件定義を行いました。初日は、インプットが大多数を占めていたように思います。

二日目。前日に行った要件定義から優先的に実装する機能を定め、画面デザインを決める作業を行いました。自分のチームは、Web開発の技術に幅広く明るい人がいたため、そのメンバーを主にしてデザインを行いました。自分たちの売りとして、おそらくここでのデザインが一番こだわったポイントだと思います。そして、残りのメンバーは早速実装作業を進めていきました。

三日目。ここで、残りの開発時間がその日を入れてあと二日しかないということで、ひたすら実装を進めていきました。この日の最後にはある程度動くものが完成していたと思います。

四日目、開発最終日。メンバーの一人が寝坊してしまいましたが、まぁ笑い話になっていたと思います。その点では、子のインターンは非常に和やかな雰囲気で僕はよかったです。実際の社内業務を行うタイプのインターンで同じことをしたらやばいよね、なんて言ってメンバー全員で笑い合っていました。そして、この日の最後には細部のデザインなどを除き最初に決めた優先的に実装する機能は完成しました。

五日目。午前中は発表資料作りとなっていましたが、そちらは実際一人がいれば進むので、残りのメンバーで満足いかないところを修正したり追加実装したりしていました。このあたりになるとさすがに時間が迫っていて修羅場なので、コードレビューなどが雑になって、Mergeした後にバグに気づくなんてこともありました。

そして、実装を終え、社員とインターン生の前でzoomで発表を行いました。自分たちのグループは、ほかのグループの発表を見る感じ、一番デザインにこだわっていたように感じます。ただ、機能実装の面では、ほかのグループのほうが自分たちの実装できなかった機能まで完成させていて、そこは少し悔しかったです。

ただ、発表を聞いた後に考えると、今回扱える社内APIの内容的にどのチームの機能もほぼほぼ似通ったものであり、自分たちの機能案には出てたけど実装できなかった機能をほかのグループが実装しているといった感じで、あまり奇抜なことができるような感じではないので、その点デザインにこだわるというのは一つユニークなポイントだったのではないかなと思いました。

感想

今回のインターンでは、各日に30分ほど社員との座談会が設けられており、そこでエンジニアはもちろん、企画やCSの方の話を聞くことができました。自分たちがエンジニアとしてインターンに参加している中で、自分たちとは異なる部署の人たちの話を聞けるのは、非常にためになる機会だったと思います。特に、CSの方が言っていた「調査依頼した時に専門用語をもう少しわかるようにかみ砕いていただけると、スムーズに進むのになぁ」といった声が聞けたのは、少し面白いなと思う反面、自分が就職した後の仕事に生かしていきたいと思いました。

そして、今回のインターンのメインテーマであるReactとTypeScriptですが、実際に開発をしてみて簡単なWebアプリなら実装できる、というレベルには技術を身に着けることができました。インターンといえば、2dayのものなどもありますが、インターンの就活の面だけでなく、自分の技術習得という面では、1weekなどのインターンに参加するのは非常に良い選択肢だと感じました。

また、今回のインターンはチーム開発型だったので、GitLabを使ったチーム開発という個人開発では体験できないことをたくさん学べました。コンフリクトして、それを解決するためにメンバーであれやこれや話し合う経験など、このような機会で得られる経験値は非常に価値のあるものだと思います。チームメンバーが非常にやさしく、互いに気軽に質問などができる雰囲気は非常に良かったです。このインターンで積んだ開発経験は自分の中では非常に大きなものになったと思います。

小言

インターン終了後の座談会に参加せていただいて感じたことも軽くまとめようと思います。まず開発期間中、ほかのチームの人と話すことはなかったため、この座談会で交流できて非常に楽しかったです。

あと、僕がB2ということで、この機会にB3の方にどんなことが大変なのかといったことなど聞けることをできるだけ聞いて帰ろうと思って参加してました。

自分が聞いたことをまとめるとこんな感じですかね

  • 修士で就活はやっぱりきつい(研究と両立は難しい)

  • 取りあえず最初に内定もらうまでは手当たり次第応募する

  • おすすめの就活サイト

  • 面接のときにしている対策

この座談会で話を聞いて、就活の時のイメージが少しできるようなりましたね。正直大学院進学するつもりではありますが、学部で就活を経験しておくという選択肢もありなのかな……?といった風にいろいろ考える機会になりました。

謝辞

最後に今回のインターンでお世話になったメンターの方々、そしてチームメンバーのみんな、ありがとうございました。

そして、読者の皆さん、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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