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この医学書・看護書がすごい!2020【メディカルレビュー社】

この企画はなに?という方はまずはこちらをお読みください。

サイトがスタイリッシュなメディカルレビュー社さん。

日本初の美容皮膚科専門学術誌『Bella Pelle』や「肺高血圧症」に焦点をあてた『Pulmonary Hypertension Update』など専門性が高い学術誌を刊行している出版社です。

さて、メディカルレビュー社の営業担当イチオシはこちら!

『齋藤孝と考える 医師のコミュニケーション力』

メディカルレビュー_版元

『1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365』や『大人の語彙力ノート 誰からも「できる! 」と思われる』など、ビジネス書でおなじみの齋藤孝先生が医書に堂々の登場です!

POPを作成するにあたって、参考にどうぞと特設サイトを紹介されました。早速とアクセスすれば、そこに掲載されている書評が面白くてわかりやすい。でもどこか覚えのある文章の流れ方がするような……?平日の早朝に読んでいるあれみたいな。

そうです。Dr.ヤンデルこと市原真先生。そりゃ面白いはずでした。その特設サイトはこちらです。

さて、この本のテーマである『医師のコミュニケーション力』。

あの先生、腕はいいけれど怖いんだよな。訊きたいことがあっても、質問できるような雰囲気じゃない……信用してないのか、って怒られそうで。

あるあるですね。でも、そういった医師よりも、今の時代はソフトで温かみのある医師が求められています。ただでさえ不安な気持ちでいる患者さんをさらに萎縮させては、お互い伝わるものも伝わらなくなってしまいます。威厳でねじ伏せて得られるものは、本当の信頼ではありません。

では、どうすればいいのか。

この本は、それをわかりやすく教えてくれる一冊です。


そして売場担当である私のイチオシはこちら!

『膠原病に伴う間質性肺疾患 診断・治療指針2020』

メディカルレビュー_店

うちの医書売場の棚なんですが、呼吸器を並べている棚の横幅が狭いんですよ。循環器と消化器に挟まれて、半分のサイズですね。そして棚の構成上、二段目の棚の高さが広くはとれていません。

つまり面陳(※表紙を見せて陳列すること)にできる本が、数もサイズも限られています。そして平台に並べられる壁側でもない。つまり、大多数が棚挿しとなっている現状で、いい本がそこにひしめき合っているというわけです。

呼吸器の棚で通常、面陳できるのはA5サイズが二冊のみ。熾烈ですね。ちなみに、膠原病の棚は内科学と同じ棚なのでもっと熾烈な面陳争いになります。

なのでこの機会を逃す手はありません!

呼吸器科医、膠原病科医だけでなく、多分野からの視点を取り入れたこちらの指針、必要としている方に届きますようにと思い、選ばせて頂きました。




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