二大企業大激突Ⅱ!! スクウェアvs任天堂 後書き

お疲れ様でした。

この記事を書くに当たってまず最大の感謝を、スベアキさんに捧げます。スベアキさんにはひとまず先に原稿を読んで頂き、ファクトチェックをしてもらってます。すごく細かなところまでチェックしていただき、助かりました。
『ここ違います』→「えっ? そうなんですか?」→『ええ。ご本人に確認したんで間違いないと思いますよ』
なんてこともあって流石にビックリしました。ありがとうございます。

そういったチェックも含めて包括的な話になるんですが、この記事は私の独自の見解が非常に少ない、引用部分ばっかりで構成されている内容となっています。これはスクウェアという組織が多数の人から注目を浴び、インタビュー資料に困らないからです。スクウェアと、ファイナルファンタジーの人気の高さを改めて体感することができました。ちなみに私の独自的な見解部分は「おそらく」ですとか「ということだろう」といってる箇所なので、非常にわかりやすいと思います。

「と、いうことはこの記事は概ね史実か?」と思われるかもしれませんが、明確に否定しておきます。この記事は物語であり、フィクションです。

まずこの記事を作るにあたって、関係者に改めてのインタビューは行っていません。そして過去のインタビューのクロスチェックを行っていません。その点で明確に、この記事は物語の範囲をでない、と断言できます。

どういうことかというと、「本当にこのインタビュー内容が正しいのか?」という確証が持てないでいます。特にFF7で任天堂から離れるくだり、「本当にこんなにスムーズに上手くいったのか……?」という疑問がどうしても生まれてしまい、坂口氏は任天堂に配慮してこういう証言するようになったんじゃないかな? と勝手に思っています。

また、実際に内容が間違っているという点もありました。鈴木社長の後年のインタビューでは「PC市場ではうちはNo1でしたから」みたいな話もでてきたんですが、これをX上でフォロワーさんに確認してみたところ『絶対に違う』という反応で溢れました。光栄とシステムソフトを除いて、「アニメーション主体のアドベンチャーゲーム」という括りにしても、エニックスという競合相手がいたわけで。なので鈴木社長は話を盛って楽しませるタイプの方なのかな、と思いました。そこらへんを若干割り引いています。

少し話がかわりますが、元ファミマガ編集長のさあにんさんのスペースでお話する機会を頂きました。そこに岩崎啓眞先生が来られました。めちゃくちゃビックリました。現役でゲームの運営を手がけてプロデューサーとディレクターとプログラマーを兼任して、ゲームの歴史関連の記事を書いて、多忙中の多忙の方が、時間を割いて私に説教してくれるという大変貴重な体験をしました。ありがとうございます。死ぬかと思いました。

その時もやはり「ゲームの資料だけ読んで書かれた記事と、直接インタビューして書かれた記事とでは、質がどうしても違う」という話になりました。インタビューから得られる情報量は、やはり膨大なものです。なのでやはり、私の記事はフィクション止まりです。

となるとやっぱりインタビューして回るのか? となりますが、その労力はできる限り初心会関係に使いたいな、と思っています。……スクウェアとファイナルファンタジーに関してのインタビューは、大勢の人がやると思いますけど、初心会関連のインタビューって、たぶん私以外やりたいって人、いないと思うんですよね……? インタビューに必要な費用とか考えるだけでも頭が痛いんですが、なんとかひねくりだそうと思います。ちなみにまだ生活は超絶不安定です。定期収入を求めて色々模索中です。”初心カイ”の活動はまだまとまったお金にはなっていませんが、前編・中編とスクウェア記事を購入してくださった方、本当にありがとうございます。すごく助かっています。

次に何の記事を書くのかはまだ決まっていませんが……ギレンの野望 ジオン独立戦争記のレビューなんていかがです?

それではまた、次の記事にて。

ここから先は

0字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?