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読書感想文について。

サクさんの
「考えるってどうやるの?」(読書感想編)|sac_ring|note(ノート)https://note.mu/sac_ring/n/n2c548dc124dd
に触発されて。

サクさん、読書感想って、関係なくなってしまっていいんですよ。

あるいは、理解できないという結果でも。

だって感想だもん。

あれの存在意義は、「読書はすばらしい」というのを広げることを目標に掲げています。(私見、というか以下以上全部私見)

読書をした結果、読者は、このように考えを深めました。
読書をした結果、読者は、自分自身を振り返ることができました。
読書をした結果、読者は、自分自身の経験に新たな視点を持つことに成功しました。

上記以外にも、求められる何かはあるでしょう。

が、つまるところ、「読書っていいな」って、「あぁ自分も読もっ」って、思ってほしい。

読書感想文を書くことが目的となると、話はこじれますが、あなたの読書体験を披露してくださいっと言うかんじです。

読書ってすばらしいと思うんです。

あなたもそう思いませんか?

あなたはなぜそう思いますか?

あなたのその経験が聞いてみたいです。

みたいな。

そして、読書感想文もまた、文章なのです。

ただの引用と、それに対する共感なら、元の文章を元の作品を読む方がいい。

伝えたい何かを持たなくてはならなくて、そしてこの場合は、読書におけるすばらしい何か。

文章として表現されるものの価値とは何か、何を価値として認められるか。

新しいもの、特別なもの、普遍のもの。色々な価値がある。

いろいろに価値があるけれど、中でも個人の経験や思考思想は、その人だけの特別の価値がある。

その人だからできた経験で、その人にしか言葉にできない。
違う言い方をすれば、人は十人十色で千差万別であればこそ、自ずとそこに違いは見いだされるのが必然であり、表現も違いがでるはずである。
なお、何に注目し、何を不思議がり、何を答えとして持ってくるかも必然的に違うはず。
もちろん、どんな表現を選ぶかも。

だけど、伝わるものでなくては意味がない。

だから、理解できないという結果であっても、そこから広がるあなたという人物の背景、あなたという人物そのもの、あなたの思考の深まり、「わからない」なら、なぜ分からないのか。

「分からない」の背景が性格的なものならば、「私はこうで、書物ではこう」、なぜその違いが生まれたかというと、云々…。

読書の結果、よい方向に向かうことができればいいけれど、向かうことができなかったなら、それもその時点のあなただ。

あなたがいるかいないか、というところが分岐点だと思ってます。価値の。

読書コンクール優秀作品↓参考

http://www.dokusyokansoubun.jp/testei.htmlxt61st/

成長するための某かにに使わせていただきます。