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CDについて

「最近傑作歌集第五号」

上方書生節協會の1枚目のCDです。なぜ5号なのか?
私達の会「今甦る書生節」では会の最後に唄本を販売します。毎回販売される唄本のバックナンバーの第5号として作製されたのが、このCD付き唄本でした。なので、ジャケットが実は唄本になっています。

2010年7月30日に行われた会で発売されました。
因みにその会は「道端の唄、座敷に上がる」という副題でした。

元唄に加え当時の時事を織り込みながら、およそ未来に残す気がない、やり捨ての音が記録されております。しかし、10年の時を経て今聴き返すと、違った面白みを感じます。それは、答えを知っている自分たちが振り返る、知らない未来を予見する自分たちの姿の滑稽さです。
予見出来たのかどうか、自らの耳でお確かめ下さい。

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「東北復興節」

大正12年9月1日に起こった関東大震災の際、復興節という曲が作られました。本作は東日本大震災の後、明治大正時代の書生演歌師だったらどうするのか?という考えの下に製作されました。

2011年12月25日に行われた「今甦る書生節特別興行 大正百年祭 」の際に発売。前作のレコ発ライブも今作も、なぜか三味線奏者の勝正子さんをゲストに迎えての会で、三味線の大家にお座敷コントや艶歌に参加していただく、と言う無謀な企画でした。

東北へのエールを込めた「東北復興節」や原発対応への憤りを歌にした「原発節」などの曲やオリジナル曲の想定外節なども収録しました。想定外節はオーバーダビングを繰り返したポンコツ楽団風アレンジになっております。
ラストナンバーの「南三陸町の哀歌」は関東大震災期の書生節「被服廠の哀歌」のオマージュ。講釈師ならではの着想は臨場感と悲哀を誘います。


最近傑作歌集第5号 購入入り口

https://note.com/syoseibushi/m/me5b57b59a404

東北復興節 購入入り口

https://note.com/syoseibushi/m/ma4b8b736fec8

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