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マルコによる福音書その2
重い皮膚病の人癒される
言いふらす
重い皮膚病を患っている人が、イエスのもとに来てひざまずき、こう願った、
「お望みなら、わたしを清くすることがおできになります」
イエスは憐れに思い、手を差し伸べて、その人に触り、
「わたしは望む、清くなれ」
お仰せになった。
すると、たちまち、重い皮膚病が治り、その人は清くなった。
この文章を見て、私は疑問が浮かびまくった。
>「お望みなら、わたしを清くすることがおできになります」
ん?
ちょっとまって。
これって、おかしくない?
そう思ったのです。
「お願いです。私の皮膚病を治してください」
というのが普通では?
なんて、冷静なツッコミをしてしまう。
>「わたしは望む、清くなれ」
いや、望むんかい!
望んでしまうのかい!?
イエス様にとっては、ただ皮膚病を患った人ではないの?
こんなにいい人なの?
めちゃくちゃいい人やん。イエス様。
イエスはその人をきびしく戒め、すぐに立ち去らせたが、その時、こう仰せになった、
「誰にも話さないように注意しなさい。ただ祭司のもとに行って、体を見せ、あなたが清められたことを人々に証しするために、モーセが命じたものをささげなさい」
しかし、その人は立ち去ると、盛んにこの出来事を語り、言いふらし始めた。
そこでイエスはもう公然と町にお入りになれず、人里離れた所に留まれたが、至る所から、人々はイエスのところへやって来た。
>イエスはその人をきびしく戒め、すぐに立ち去らせたが…
厳しく戒めてるwww
自らが望んで、治しているのに、『厳しく戒め』なんて、結局めちゃくちゃめんどくさいとか、嫌やったんやん!ww
>しかし、その人は立ち去ると、盛んにこの出来事を語り、言いふらし始めた。
いやいやこの人、『盛んに』って、めっちゃ言いふらしてるやん!
話すなって言ってるそばから、言いふらすなんて、こんな人って、古代ギリシャの時代から居たんですね。
『言いふらし始めた』って言葉が、聖書の中に書かれていることが驚きでしたし、「これって完全に漫画やん!」って笑ってしまった。
教訓としては、『助ける人は選びましょう』とか、『恩返しとかあると思うな』ということでしょうねww
結局このことがきっかけで、人里離れた所に留まっていても、イエスのところには多くの人が押し掛けることになります。
完全に『恩をあだで返されている』状態になっています。
イエス様はとてもお優しい方ですが、助ける人を選ぶことができないことで、他人によって、人生は無駄な時間を費やされることを学ぶことができます。
遊び心満載の『新約聖書』というものを、読んでみませんか?
きっと、面白い発見があるかも知れませんよ。
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