V-TIPSが頑張って欲しいので怪文書書いた


この記事は

推しがLIVEに出たり、運営の熱量がすごいって聞いて、楽しみになってるので応援したいという気持ちの記事です。

PF作りが好きなオタクが勝手なことを書いてます。

書いてみよって思ってから瞬時に吐き出してるので、不正確な話とか思い込みとかポジトークが入りそうです。

エンタメとしてお読みください。

(一発書きしたら怪文書になったのでお気をつけください)

V-TIPSって?


僕の理解でざっくり説明すると新しいバーチャルタレント向けのプラットフォームってことで、今の所ブラウザ想定なのかなって思います。

(引用:PR TImes)

広告がモデルというよりは、ギフティングモデルな感じはしますね
その場合、プラットフォームはマージンをもらう仕組みなので、ファンコミュニティがより応援楽しめる場所を提供することでマージン発生の価値が生じるという形になります。

この辺はShowroomとかが作ってきたやつなんで調べればいくらでも出るかなって思います。

リターンガチャって仕組みを導入するみたいですね。これはおそらくライバーさんが自分で設定してファンの人にお礼みたいにするシステムですね。
ギフティングを条件にガチャを提供みたいな感じになりそうですね

ギフトでガチャを回すというのはライブ配信アプリの中では文化として割とみられるんですが、ガチャの仕組みや配布方法などは個人個人で工夫してる感じで実現しています。

ネット上で行われている工夫をシステムに落とし込むというのは結構筋が良くて、そこに苦労しているユーザーがいるなら価値提供が成立しやすいです。
自動で設定できるという手軽さから最初はデジタルプライズだと思います。ロジ周りも整えて、物品系まで扱えるようになったり、個人へのメッセージなどを権利にできるといいっすね。
アプデではこういう路線もあるのかなって思います。


ランキングイベントについても言及されてますね。
イラストやモデルなどをプライズにしたイベントが書いてます。
いわゆるガチイベってやつで、1位とかになると獲得の権利がもらえるやつですね。
これに関しては後に言及しますが、広告型ではないプラットフォームにとってはここの運用が肝な認識です。

そして、「ネクスタ」ですが、3D音楽番組ですね!僕の好きなVが出てるのでありがとうという気持ちしかないです。
気合いを感じれて最高です。
V音楽界隈もっと盛り上がって欲しいのでこういうピックアップ系のイベントは増えて欲しいし、継続できるようになればいいなって思います。


ここまでざっくりと僕のV-TIPSの理解を書きましたが、僕としては感謝と期待の気持ちがありつつ、少し不安もあるんですよね

プラットフォーム運営はめっちゃ難しいし、お金がかかる…

まぁ、とはいえ方向性としてのVTuberのフックアップを行うような感じは自分がやりたいことでもあったので、自分だったらどうするかなって考えてみました。

ギフトの充実とか、通知によるプラットフォームユーザーの囲い込み、毎日配信者が大切…みたいな基本的なやつやプロダクト的なものはあんまり言及せずに、PFオタクな感じなものを書いてみます。。。

なんかこういうのって3つぐらいにまとめるのがちょうどいいって聞くので、

1.  イベントの目的と習慣化
2. ライバーの教育・独自文化作り
3. 長く堅実な組織作り

という3つの観点をなんとなく挙げてみます。

①イベントの目的と階層化


ガチイベをどう捉えてるかって結構難しくて、ぱっと見だとライバーが欲しいと思う魅力的なイベントをうつことが重要って思いそうです。

それも大切なのですが、それだとギフトで競うことに意義がなくて、プライズのみに価値がある状態になりますよね。
おそらく、こういう捉え方だとプライズに何人が参加したかやどれだけ競われて出力が上がったかが重要になってくるのかなって思います。

運営の思考は魅力的なプライズを金かけてとってくるってなるし、ライバーはプライズがどうしても欲しいイベントのみに出るって感じになると思います。

これをやってるプラットフォームは多いですね、イベントの企画を外注化してイベント自体のPF化もしてるとこもあります。
結果どうでしょう、どこも経営だったりサービスがあんまりいい感じではないです。
どうしてもイベント営業とROIがKPIとして組織が作られていきます。

イベントはコミュニティ体験を盛り上げるものと捉えて、イベント体験をより多くのライバーに届けることを意識してイベント作りを行なっていくといいなって思います

例えば、日々の配信枠が学校の教室みたいなコミュニティとしたら、イベントって文化祭や体育祭みたいにコミュニティ全体で何かを目指して、嬉しい思い出や悔しい思い出を作っていくものって感じです。

この嬉しさや悲しさを共有することに価値があるからこそ、お金を使ってギフトを使うんです。
勝つことだけに価値があるのではなくて、負けることにも価値があります(負けた側からしたらそれどころではないですが)。
嬉し泣きや悔し泣きをする経験って日常にないですよね、そういったものを生み出せる力があるのがイベントです。

こういった感動体験をプラットフォームに満たせているかを目標としてイベントを運用すると上述したようなKPIとはかなり変わってきます。

例えば、プラットフォームで毎日配信している人がいるとして(この辺が重要なのは言うまでもないので書いてない)、その人たちが月にどのぐらいイベント体験をしているのかを定義して追うという感じです。

その観点でイベントを見ると、ライブの出演イベントなどはフックとして多くのライバーが目指すものにはなります。
しかしながら、こういった枠を多くのライバーに提供することはできないし、本気で競争に参加できるのって獲得枠の+3,4人ぐらいに落ち着く感じになると思います。

どのぐらいの人数のPFになるかは分かりませんがこれだと感動体験が一部のものになりますよね。また、そこを目指してくる人がV-TIPSで配信を継続することはなく、プライズのイベントが終わったら抜けるとかも発生すると思います。

これらを防ぐためにも、そういうイベントを残しつつもそれをトップティアとして位置付け、それ以外にも階層化してライバーの実力に合ったイベントなどを増やしていく感じが良さげです。
実力のあった人同士での競争を通じて、良い体験を提供すること。
初めは、みな下の階層から初めて、プラットフォーム内で上がっていくことによってのみトップティアに出れるなどといった設計を施す感じになります。
例えると、草野球から甲子園、WBCまでプラットフォームで提供するイメージです。単にイベントを用意するだけではなく、それらがアカウントロイヤリティに紐づくといい感じになりそうすね。

そして、上記のような体験がうまく回るためにもライバーの教育・独自文化作りが必要になってくるのです。

②ライバーの教育・独自文化作り


基本的にライバーもリスナーもガチイベに出たがりません。そらそうっすよね、お金使ってギフト投げてとか言い慣れてる人なんていませんし、リスナーもどうせなら直接払いたいとか言います。

じゃあ、どうやってイベント出るようにしていくのってところですが、働きかける先はライバーしかないです。

多くのライバーが出たがるようなイベントを作ってたらいいじゃんってなりますが、それは前述のように量産しにくいし、競争体験を提供できるのは結局枠の一部なので、そこを頑張ると経営的にとてもしんどいになります。

だからこそ、イベントに出ることを普通にし、自分の実力に合った目標を掲げてそこを目指し、徐々にコミュニティを広げていくようなライバーが生まれていく文化を作っていかないといけない感じです。

そういったライバーで満たされると自然とイベントサイクルが回っていき、草野球からWBCまで行く人が出てくるって感じです。

この辺、時間かかると思うんですが上手くいっているプラットフォームはしっかり回してますし、だからこそライバー事務所などがあったりするって捉えるといいのかなって思います。

YouTubeですらUGCに見えますが文化作りにリソース割いてきたし、TikTokとかも日本の社員がガッツリやってきたりします。

V-TIPSを代表するような動き方を定義して、それを広げていくって手順かなって思います。

③長く堅実な組織作り


まぁ、色々書きましたが、ありうる可能性とそれに対する施策案ぐらいの感じなので全然違うってこともあるかなって思います。

ただ、プラットフォームって文化だったり思想が先にきて、それを施策として展開し、その文化や思想をゆっくり浸透させていくものだと思ってます。

しかも、急に成長したり、話題になったりしても上手くいかないことが多く、徐々に成長しているところが残ったりするものだと思ってます。


焚き火の火に似ていて、着火剤を投下したら勢いよく燃え上がるけどすぐに収まる。炭にしっかり火をつけて、徐々に広げていくといずれは大きく燃え上がる。そんなものかなと。

だからこそ、そういった成長速度の遅さや本質論に耐えれる組織や思想が大切だと思ってます。

話題を生もうやあったら良さそうみたいなミーハー心や、数値が上向けばいいみたいなKPI偏重に陥らず、PFが続いてユーザーに価値提供できていることこそが重要という本質のみを追い求めるような組織が結局いいのかななんて思っています。

組織論はあんまり分からんので、ほぼ思い込みです。

いい組織文化はそのままプラットフォームに映し出されると思ってる感じです。


最後に


なんか適当に書き殴りましたが、マジで出す前のサービスに上からで失礼な内容だし読む価値あるかというと?ってものですね。

しかしながら、なんかちょっとはいいこと言ってる部分もあんのかなって思ったので公開することにします。怖くて読み返せません。

YouTube市場という難しさ、大手の占有、マーケ勝負になった際の資本など今現在のVTuber、特に個人などはとても難しい状況かなって思ってます。

今の個人Vとかがいるゾーンってぽっかりあいてるんすよね。ある程度ファンがいるが、副業や専業として成立するほどお金が生まれてない層。

僕は中間層って捉えているんですが、そう言った人たちに成長や活躍の場を与えるPFは絶対にVTuber界隈が発展するには必要だと思うし、他の企業の参入も弱いのでビジネスチャンスもあると思ってます。

VTuber文化が持続可能で夢のあるものになっていくためにも、ぜひ良いPFが生まれて欲しいなって思いますし、応援してます。

V-TIPSさん頑張ってください。

駄文を書いたやつです、申し訳ございません。叩いてください。
https://twitter.com/SiegAra48



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