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ばあちゃん(92)とアレクサ①~どれを選ぶ?~

きっかけは祖母の入院

2020年、コロナ禍の中で鹿児島で独居の祖母(御年92歳)が室内で転倒、し骨折→手術・リハビリとなりました。
入院中は当然のように面会不可。携帯も持っていない祖母を家族が見たのは入院から3か月後、看護師さんに付き添われ入院先の屋上から懸命に手を振っている姿でした。

無事に退院した後「祖父の残した家で、出来るだけ普段どおりに生活したい」という祖母の意向もあり、独居を継続することに。
「また一人で転倒したら…」という家族の不安もありましたが、コロナの流行で頻繁に家を訪れるわけにもいかず(家族や孫はほとんど県外在住)何か対策を立てなければ…と思い導入したのがアレクサ(Amazon Echoshow)でした。

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どのアレクサを選ぶ?

孫の中で1番オタクな私に「なんとかならないか」と白羽の矢が当たり、対策を立てていくことになりました。まぁ、無職なんで…へへ…。オタクの無職って役満では?
さて 購入前に、家族がどんな事を希望しているのかヒアリングしておきました。

● 毎日、祖母の顔を見て話をしたい
● 緊急時用に、祖母の応答なしでも繋がるようにしたい(見守り機能)
● もし祖母が動けない場合でも、声だけで外部に掛けられる
● 高齢者が抵抗感を持たない シンプルな操作

以上を踏まえた結果、AnazonのEcho Show8を色違いで2台購入。(セール時に買ったので¥9980×2)

Echoシリーズはセールも頻回にありますし、2個でセット売りしている時もありますのでこまめにチェックがおすすめです!
5の方がリーズナブルなので、揃えやすいかもしれません。ちなみに5と8は6/9から、第2世代(↓)が発売するようですよ。もっと早く知りたかったわね…。

部屋の中を動くことが多い方はモーション機能付きのコチラ(↓)もあります。ただしかなり大きいです…。

用途に合わせていろいろ選べるのが嬉しい。
今回、我が家は高齢者の操作性を考え、ディスプレイが大きめの8を選びました。
ちなみに祖母は認知機能はしっかりしているほうですし、穏やかな性格なのでアレクサを置くことについて抵抗はありません。
高齢者のは中には機械に抵抗のある方も多いと思いますので、購入前にお互いの意思確認をしておきましょう。この時に難しい専門用語や、仕組みの話をするとハードルがガーン!と上がってしまいます。
もし「私には使えないわ…」などと言い出した場合は、ここで効果的なキラーフレーズ「いつでも孫やひ孫の顔が見れて、お喋りできるんだよ」を繰り出しましょう。
ひとまず「買ったけど結局使ってもらえなかった」という悲劇だけは防ぎたい。

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アレクサは使用者の置かれている状況によって、さまざまな設定方法があります。ここがかなりややこしく、トライ&エラーで進めていったのでかなりしんどかったです。また想像していた使い方と少し違ってしまった部分もありました。

孫の私が悪戦苦闘したアレクサ(Amazon Echoshow)との戦い(?)の記録、
あとは祖母とアレクサがどのように仲良くなっていったか、書いていければと思います。

次回は、下準備と設定についてお話します。