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桜花賞

自信度 B
※馬券は自己責任
参考程度にご覧下さい🏇

本命
◎ サークルオブライフ
前走のチューリップ賞は、トライアル仕上げ。
さらに前走は、前に出して行く競馬でそんなに味がなかった。
それでもナミュールと0.2秒差の3着なら。
最後の末脚はナミュールと比べるとさすがに差があるように見えたが、先行する競馬で、内で揉まれ、エンジンもかからず、進路探しにも苦労して3着なら負けて強しの内容だろう。
前走と同じ競馬はしないだろうし、枠も8枠と外に入ってしまったので、今まで通り3角辺りから一気に捲りに行く競馬をするだろう。
右回りコースだと内にもたれる面があるが、阪神JFでもしっかりと勝っているし、輸送も問題ないだろう。
仕上がりも抜群で、牝馬国枝厩舎なら恥ずかしい競馬はしないだろう。
頭固定ではなく、この馬が1番馬券内は濃厚か。
Bコース変わりで、前が止まらない可能性もあるし、外外を回されて届くか不安な点もあるが、この馬の能力に賭けてみたい。
ナミュールがある程度人気を吸うと思うので、この馬から勝負する事にする。

◯ ウォーターナビレラ
前走のチューリップ賞は、いつもより少し後ろからの競馬で、武豊騎手がよくやる本番を見据えての試乗。
前走で馬混みを経験させた事はプラスだろう。
直線で前が壁になり、少し窮屈だったが、じわじわ伸びて上がり3位の5着。
馬体重+8kg余裕残しのトライラル仕上げで、掲示板確保なら悲観する内容ではない。
個人的には、少し負けすぎたような気がしたが、今回はきっちり仕上げてくるだろうし、1週前追い切りを見ても状態は良さそう。
阪神JFでは直線で馬場の綺麗な外を通ったが、大出遅れしたナミュールとはタイム差無しと、能力的には1枚落ちる印象。
ただ1000m通過59秒だったが、前半3 Fのタイムを見たらなかなかのペースで、前に行った馬が全滅の中、この馬だけは粘って3着と残した。
水準以上の能力はあるが、世代トップレベルの牝馬が揃うここでどれだけ走れるか。
Bコースに変わりで前有利な傾向になりそうなので、3枠6番なら競馬はしやすいだろう。
スタートも上手いし、前走の馬混みを経験しているので、積極的な競馬をしてもらいたい。
人気どころでは1番展開の恩恵を受けやすい1頭だろう。

▲ ナミュール
馬券を組み立てる上では外せない存在。
爆発力、能力は間違いなくメンバー1だろう。
赤松賞の内容はかなり強く、出遅れて道中脚を使わされながらも、逃げたパーソナルハイをこの馬だけが交わして上がり最速の33秒の1着。
鞍上が三浦騎手でもあれだけの競馬が出来るのは正直驚いたし、能力が高い証拠。
阪神JFでも、大出遅れをかまして、不利もあり、さらに伸びない最内を通って一気に伸びてきて、上がり最速の4着は負けて強しの内容。
阪神JFは限られた時間の中での仕上げで間に合わなかったみたいだし、前走のチューリップ賞ではスタートを決めたら、あれだけ走れる事を証明。
直線に入り前にスペースがなかったが、外に出したらそこから一気に伸びて、6、7頭をあっさり交わして1着。
本来の力を発揮で出来れば圧勝まである。
4レース中3レースが出遅れと不安はあるが、地力だけであっさり馬券内に来てもおかしくない。
鞍上は1番人気を2週続けて飛ばしてしまったが、もう同じ事は繰り返さないと思うし、それなりに格好は付けてくるだろう。
新馬戦から馬体重が-8kgと減っているので、当日馬体重がさらに減っているようなら印を下げる必要がある。
前走ある程度仕上げて来たと思うので、前走からのお釣りはあまりないと思うが、自力でどこまでやれるか。

△ スターズオンアース
前走のクイーンCは勝ち馬に最後の最後に差されて、0.1秒差の惜敗。
直線狭くなりもう少しスムーズに競馬が出来ていたら、勝っていただろう。
2走前のフェアリーSも、勝馬のライラックに0.1の2着惜敗だが、このレースもスムーズに競馬が出来たのはライラック。
この馬は直線、荒れたインに突っ込んで行き、狭いところでしぶとく粘り、内にもたれる面を見せながらあのタイム差なら逆転は十分可能。
広いコースは合っているし、馬混みを捌ける勝負強さもある。
鞍上は阪神得意な川田騎手に乗り替わるし、真っ直ぐ走れてスムーズな競馬が出来れば、上位人気を脅かす1頭だろう。
ここでも十分やれそうだし、オークスでも楽しみな1頭。
初の長距離輸送が鍵にはなるが、追い切りも川田騎手が美浦へ行って乗っているし、状態は良さそうなので力は出し切れるだろう。

☆ ナムラクレア
豊富なスピードで短距離界を賑わした、ミッキーアイルを父に持つ。
ミッキーアイルの現役時代に主戦を務めた浜中騎手が、子供のナムラクレアに跨りG1挑戦。
この馬に対する思いは間違いなく強いだろう。
3走前のファンタジーSでは前半折り合いを欠いて2着に負けてしまったが、上がり最速の0.1秒差なら見直しは可能。
阪神JFでは5着と負けはしたが、初のマイル戦で、前の馬が下がってきたり、思うようなレース運びが出来なかったが、それでも掲示板確保なら評価するべき。
最後の直線ではしっかり脚を使えていたし、悲観する内容ではない。
引っかかる事なく走れていたし、成長は感じれるレースだった。
前走の Fレビューは負けはしたが、馬体重+12kgと余裕残しで、レースも大外から直線に回って来て、最後はムチを入れずタイム差無しの2着とポジション1つで勝てていた内容。
毎レースしっかり良い脚を使えるし、距離も持ちそうだし、馬体を見ても阪神JFの頃とは別馬のように良くなっているし、ここに向けてメイチ仕上げと思うので期待。
浜中騎手が上手く乗れれば馬券内は全然ある。
阪神JFで経験しているし、壁を作れる、1番欲しかった1枠1番に入れたし、大外を回らず上手くロスなく立ち回れれば。

☆ パーソナルハイ
能力はここでも足りると思う。
この馬が能力を出し切れる舞台ではないかもしれないが、乗り方次第では面白い存在。
阪神JFでは、初の重賞でいきなりG1の舞台で馬体重-8kgでの出走。
短距離向きの馬が多かった上に、マイルの流れで、大外枠からの競馬でハナを取れず得意とする競馬が出来ずに16着大敗。
前走のフラワーCではスタートでつまづき、鞍上の藤岡騎手が体制を崩すほど。
追走に脚を使ったが、4角辺りでグッと追い上げてきたし、垂れたと思ったら残り200m辺りからまた伸び返して来ての6着で、3着の馬とは0.3秒差と内容を見ればそこまで悪くない。
鞍上がパンサラッサで世界を制した吉田豊騎手に戻るのは大幅にプラス。
間違いなく逃げに行くだろうし、積極的な競馬をすれば、距離の不安はあるが残る可能性も。
赤松賞では逃げ粘って、ナミュールの0.3秒差の2着なので、東京より直線の短くなる今回、積極的な競馬で単騎逃げ出来れば怖い存在。

☆ ラズベリームース
デビュー戦は大きく出遅れて、後ろからの競馬。
中段より後ろに位置した馬には展開的に厳しいレースになった。
それなりの時計も出て追走に脚を使ったが、直線ではステッキも使わず追い出すだけで、上がり最速の5着と負けて強しの内容。
2走前の未勝利戦では、決して前残りの馬場ではなかったが、逃げてレースを進めたこの馬が、直線でぐんぐん後ろを離し、2着馬に0.4秒差を付けての快勝。
前に着けた馬は全滅の中、この馬だけが残った。2着に負かした相手はその後、フラワーCで2着のニシノラブウインク。
前走のアネモネSも強い内容で、5ヶ月の休み明けで馬体重は+16kg。
今年初戦で、鞍上はルメール騎手から津村騎手に乗り替わりで鞍上弱化は否めない。
道中も折り合い付かず、かかっていたし、直線に入ってすぐ、前にいたアリシアンが、この馬の前にスライドし、前が壁になったがすぐに外に出して、再加速しての2着。
勝ったクロノマジェスティは中山2-1-0-0と中山が得意なのは間違いないし、スムーズな競馬が出来ていた。
この馬は初の中山コース、初の右回り。
内容を考えればこの馬の方が、よっぽど強い競馬をしていた。
ここでもそれなりにやれる能力はあると思う。
突っ込んできても不思議ない1頭。
あまり人気もしないと思うので、前目に付けれれば見せ場は作れる。

危険な人気馬
💣プレサージュリフト💣
AコースからBコースに変わり、前が有利になってくるだろう。
過去2走とも外外を回しての競馬で、今回はフルゲートの7枠。
出遅れの心配もあり、揉まれる競馬を経験してないので、内でレースを運んで馬群に揉まれた時にもろさが出そうだし、外外からサークルオブライフやナミュールとやり合うのは厳しい。
追い切りは抜群の動きだが、クラシック戦線に加わるために、前走のクイーンCは、しっかり仕上げていただろうし、余力面で今回おつりがあるかどうか不安。
過去2走はそれなりに強い競馬をしているが、阪神マイルで同じ競馬が再現出来るのか疑問。
直線はもっと長い東京や新潟の方がいいと思うし、相手関係は一気の強化で、初の長距離輸送と初の右回りと不安な点が多い。
ここで現状の能力を把握して、次走オークスで狙いたい1頭。
今回はこの展開面的にも厳しいレースになるだろう。

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