見出し画像

NFTとエロスと著作権的に逝ってる音源について商機を分析する

 NFTてアドレス買ってますよね。

 ジャケは絵だけど、買った人の財布に紐づけされるのはあくまでそのブロックチェーンドメインです。
 絵は実際には所有できず、当たり前ですが絵自体はコピー可能です。ブロックチェーンドメインのみが、所有を成立(立証?)させる実体です。

 ほいで思ったんですけど、URL(ドメイン)も固有ですよね。
 例えばコピー可能なjpgファイルの「原本はこのURLにある」みたいな証明ができれば、NFT的な価値は持てると思います。

 例として、http://art/123 というページのhtmlにファイル名[123]というjpgを埋め込んで、http://artの所有者が田中さんだとしたら、[123]の所有者は田中さんだと言うのは容易です。

 この例が分かりにくければ、例えば、タイトル[めちゃくちゃエロい]というエロ動画があって、無数にいろんなサイトでコピーされていたとしても、FANZAにある[めちゃくちゃエロい]のページを見れば、監督や権利者が分かるよね? という話と同じです。そこではあくまで売り手の情報がわかるので、まぁ所有とは違いますが、その動画によって「収入を得る権利がある監督や会社」が判明すると思います。
 それってNFTのブロックチェーンドメインと何が違うん? と思いませんか。だって(仮にあったとして)自分のエロ動画の会社が[めちゃくちゃエロい]の権利を買えば、FANZAのページにはその名前が表示されるんですから。
 別に個人が版権買ってもいいんだし。次の日から「あぁ、俺はめちゃくちゃエロい動画作ってんだぜ、嘘だと思うならFANZAを見てみな」みたいな事を友達に吹聴できます。

 これはNFTの本質を上手く言い現わせていると自分でも思うんですが、同時にブロックチェーンのことは何らうまく言い表せてません。なぜならNFTはブロックチェーンの使い方の一つでしかないんで。

 話をブロックチェーンまで広げると、本題までかなり長くなるのでここでは割愛します。
 要するに、NFTとエロビデオは大して変わらないじゃん、という話をしたいのです。況や、所有せずともコンテンツは楽しめるし、用が済んだら手軽に捨てられます。
 いや決してぱいれしーを肯定したいわけでなく、FANZAでエロビデオを買う人もいれば、海外サイトで全編のコピーを見る人もいるのは事実、という意味において、ネット(やデジタルデバイス)はコンテンツの権利者を脅かし続けるのは明白だということです。

 しかしながら天才の俺氏は、この脅威を巧みに潜り抜ける方法を思いつきました。特に俺は音楽についてより造詣が深いので、音楽の権利について書きます。エロ動画でなくてすみません。

 況や音楽は今やサブスクが浸透しており、CDみたいなソフトが売れません。売れないで嘆いているアーティストが多いと思います。
 なぜか? 結局サブスクがなくても違法アップロードは止められないからです。止められないという意味において、もはや脱法と言っていい。
 なんでもネットに上げられてしまうので、権利者である旨味がまったくないです。だもんで、「せめてまぁサブスクで」ってのが現状と思います。
 消費者からしてみれば、月うん百円とか千うん円であれば、好きな音源を海賊サイトで漁る時間が時短できるからですよね。サブスクがなくなればまた海賊サイトに戻るだけです。

 そういう意味において、今の音楽アーティストはめちゃめちゃ辛酸をなめてると思います。「昔はよかった」じゃないですけど。一発ぶち当てて大金持ちになる道は結構絶たれました。まぁYOUTUBEとかSNSで頑張って中金持ちになるのはめちゃくちゃハードル下がったんですけどね。

 だもんで、一発逆転ソフトを売りまくって大金持ちになる方法を思いつたんですよね。ズバリ簡単です。インターネットにはとても上げられない音源、アルバムを作ればいんですよ。それはしかも、今この時代しか恐らく通用しない方法です。

 まず時代的な特徴として、マスがめっちゃウェブに入ってきました。大金持ち天才からクソ馬鹿貧乏人まで等しくYOUTUBEとかには触れられます。あいやクソ馬鹿金持ちでもまぁいいんですが。
 とにかく万人が見るサイトがあって、そこでバズれば目立てるっていう構造になってます。
 だもんで、あえて著作権的に違法でしかないオリジナルな音源を作るですよ。そうすればソフトはめちゃくちゃ売れます。

 なんでかっていうと、著作権的に違法でしかないオリジナルな音源は、YOUTUBEとかで消されがちと思います。でもその違法でしかないオリジナルな音源がもし聞く人を魅了するほど、聞いたことを人に自慢したいほど優れていたとしたら、「なんとしても聞きたい」という程の出来だったら皆どうするでしょうか。

 YOUTUBEで見られなくなった著作権的に違法でしかないオリジナルな音源を、皆海賊サイトで探すでしょうか。今の時代、それはないと思います。なぜなら中途半端にアホなマスが、既にネットのボリューム層だからです。彼らは海賊サイトと聞くと皆びびって、手を出さないと思います。びびらないから偉いというつもりもないですが、ネットの歴史を知らない層は、きっとそういう行動に出ると予想できます。
 それと、著作権には皆厳しいので、やたらめったらサイトに上がってこないと思います。「いやエロ同人とか余裕で上がってるやんけ」と仰ると思いますが、あれはエロ同人が持つ負のオーラが負の人間を惹きつけているから成立しているのであって、どこでも鑑賞可能な著作権的に違法でしかないオリジナルな音源であればエロ同人的な手口はまず広まらないものと思います。どこでも鑑賞可能=友達や恋人同士で車に乗っているときに聞いてもなんら負の空気にならない音源、としてもいいと思いますが。特に音楽は負の雰囲気を作りにくい。

 それでじゃあ、ネットに上がらず、それでもどこでも鑑賞可能な著作権的に違法でしかないオリジナルな音源を聞きたい!と思ったらどうでしょうか。これはもう、リアルでしか聞けない音源と言ってもいいでしょう。
 ここにソフトを売る商機があります。
 どこでも鑑賞可能な著作権的に違法でしかないオリジナルな音源、アルバムを1枚作れば、バチクソ売れること確定です。
 だって著作権的に若者が忌避するニュースとかでも取り上げるわけにいかないし、最高です。リアルでしか売れなければ、若者のためのカルチャーが容易に作り出せます。

 一見ネット文化に逆行するようなレジスタンス的な赤い方法っぽいですが、これで売れるアルバムが将来必ず1枚は出てくると思っています。
 どうやって売るかは知りません。しかしやりようによってはバチクソ流通可能と思います。

 何かほかにアイディアがあれば、教えてください。

 
 
 

 

 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?