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アフリカの歴史の意味①

「歴史を勉強する意味って何なの?」

と理科教師である父親に聞いたことがある。

テスト勉強が面倒くさくてやりたくないからそれを正当化するために質問したわけではない。ただ何となく気になった。








「過去の出来事から今現在も役に立つことがたくさんあるから学ぶんだよ」

という父親の回答は、今考えてみると教科書通りの返事で、さすが教師といったところだ。










中学生くらいになると、社会科の中の歴史は暗記したらいい点数が取れるだけの教科というくらいにしか思わなくなっていた。

だから工業高専という社会系科目に全く興味ありませんという人間の集まる学校に行ったし、高専に入ってからも国語や地理、歴史の授業は休み時間という感じで椅子にふんぞり返ってノートもテキトーにとりながら授業を受けていた。というかそんなことが許される学校だったということかもしれないが。






しかし、紆余曲折ありアフリカに行くことになり、多かれ少なかれカルチャーショックを受けて、自分の中で彼らの文化を落とし込んで理解する中で、アフリカの歴史に興味を持ちだしたのも事実だ。






そして、なんだかんだアフリカ9か国目のギニアから帰国して、少し本を読んだりする中で、アフリカには他にも歴史を勉強し研究する意味があることに気づいた。







つづく

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