ネットだけじゃわからないこと
しょげぴーです。最近なんでイベンター活動をしているのか、と聞かれることが多いですが、今回は理由の一つを話そうと思います。
話は急に変わって昔話です。いまではインフラレベルに近いSNSですが、私がSNSに最初に触れた時は大学入って間もないとき。だいたい5,6年前だったと思います。当時は「バズる」とかなんて単語がなかった時代。電車で2,3駅の範囲を自転車で5,6kmこいで電車賃を浮かせてゲームセンターに通っていた時代がありました。ゲームセンターに行けるお金すら余る無かった時は古き良きニコ生の配信を見ていました。そういう経緯があったおかげで意図せずに「現場に行くことの楽しさ、生の声、表現を間近で感じることの大切さ」を知ることができました。
自分はそういった経験を経たので、ゲームセンターをはじめとした交流する場所をなるべくなくしたくない、という思いでイベントを細々と始めました。
またSNSの性質にも変化があったと感じています。現代のSNSは良くも悪くもバズる情報を目にすることが多くなりました。自分が思ったSNS性質は以下の通りです。
①「怒り」や「面白さ」と感情に訴えかける情報はバズりやすい
これは芸術や文学のように難しい表現をそのまま伝えることが重きだったものが時代とともに「伝わりやすい」ことが優先されてきたことになります。伝わりやすいように情報のソースを省いてしまったり、嘘が混じったりしています。読み手は情報をうのみにするのではなく、正しい情報かどうかぎんみするひつようがあります。
②今までマスメディアが社会に向けて発信していた情報がだれでも発信、受信できるようになった。
格闘ゲームでいうとキャラ対策やダイヤがこれにあたります。昔は地域ごとにプレイヤーが決まっていたのでその地域に多いキャラクターの開発は進み、いないキャラクターは過小評価もしくは過大評価されていました。今ではオンラインの発達により、地域差がなくなり、各自が思っているダイヤも偏りはなくなってきています。これはあらゆるプレイヤーが情報を発信できるようになったからこそ地域差というものがなくなったことによるものだと考えられます。
これらの性質はだれもが情報を多に発信できる時代になり、取得できる情報の格差が減っています。ただ、受け取りやすい、バズりやすい情報は伝わりやすさのみを重視した情報ばかりです。この情報だけしか知らないのはもったいないと思います。実際のプレイヤーの性格、背景、対戦のプレッシャー、緊張感。そういったSNSだけでは伝わらないものを発信したいと思ってイベントを始めました。ゲームセンターやイベントはそういった伝わりやすさだけではない情報を伝える場だと思っています。
ついでに自分も年を取ったからなのか映画や格闘ゲーム以外のゲームもまずは実際に挑戦した体感することが多くなりました。そのうち何が自分にとってプラスになるかどうかはわかりませんが・・・。
相変わらず日本語力がなくて前提知識がある人がかろうじてわかるかどうかレベルですが、これからも無理のない範囲で少しずつ書き溜めていきます。もちろん商業や広告、プロや大手と比べたら微々たるもんですけどね。
お金はいらないよ