2019年松栄塾 クリスマス会

毎年恒例のクリスマス会を開催しました、今年は開催が遅れ少人数になってしまいましたが、20数名の少年達が集まり楽しく朗らかにクリスマス会を楽しめました、来年度はいよいよ創立20周年です、10周年の時より盛大な松栄塾にできるよう全力で頑張って参りたいと思います。

最近頓に思うことがあります、組織は大きければ大きいほど素晴らしいものなのか?確かに経済力や収益、数の力に頼ろうとすれば、大きいことに越したことはありません、どこの道場も人数を増やし組織を拡大することに全力を挙げています、うちはなぜかそこまで、営業努力をしようとは思いません

人数が多くなればなるほど、指導の統一性や本来の目的から離れてしまうことをよく知っているからです。武道を後世にに残すという仕事を選んだ限り最大の目標は「守 破 離」の前提の元、次の時代にまで伝わる深き武術の敬称であります。

現在フランスのJUDO(柔道)は、競技人口が日本の10倍いると聞きましたその上で数年前、「受け身」の稽古を完全に辞めたそうです。受け身は負ける練習です、勝つことを目的に稽古を積んでいるのに、なぜ、負ける練習をするのかというのが最大の理由だそうです

競技として参加しルールが選定され、オリンピックのような、一大イベントに採用されれば、当然、国と国の闘いとなり勝つためなら何でもするという手段を選ばない状況になるのは当然です、最近ではロシアの選手がドーピングの問題で出場禁止となりました。

薬を使ってでも勝つ、勝てば官軍というのであれば、違法ドラッグで、名誉も地位も奪われようとしている芸能人と何ら変わりはないのではないでしょうか。

「一人立つ」という言葉があります、全ての事は一人から始まります、偽物の似非武道家を千人作るよりも、本物の一人を全力で育成するそれが松栄塾の誇りであり、変わることのないポリシーです。

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こんな、駄文を読んでくださり貴方は仏様ですか?