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生産力を飛躍する仕事術⑯

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マイナス思考を払拭する

マイナス思考は生産力の大きな妨げになります。 マイナス思考のままで行ってしまった仕事は、結局のところ、満足 のいく結果も納得のいく結果も得られません。

そのマイナス思考が自分のものであったとしても、他人のものであったとしても、いずれにせよ、すぐに払拭するための対処をしなければ、正常に仕事を行う状態に戻ることはできなくなってしまいます。

あなたのまわりには、プラス思考の人とマイナス思考の人のどちらが多いでしょうか? もし、あなたのまわりにマイナス思考の人が多いのであれば、改善の必要性があります。

職場にプラス思考の人が多いほど、その職場は明るい雰囲気で活発な活動が展開されているはずです。 会議などでも全員が積極的に討議に参加しますし、討議内容自体も前向きになります。

その結果、会議が順調に進み、効率が良くなるのです。 一方、マイナス思考の人が多い職場では雰囲気が暗くなってしまいます。 活動も閉鎖的になり、作業も停滞気味になっていってしまうのではないでしょうか。

会議を行っても、意見があまり出ず、発言者が限られてしまう傾向があります。 討議を行っても、できない理由や言い訳が先行してしまい、前向きで革新的な意見が埋没してしまうのです。

マイナス思考になってしまう原因には、さまざまなことがあるようです。 どのような原因だったにせよ、マイナス思考はすべて悪い結果を招くものです。

マイナス思考というのは、常に何かを軽視してしまう態度につながります。 自分には任された仕事を達成するだけの能力がないのではないかと不安になったりします。

また、仕事を上手にこなすことができないのではないかと不安になったりもします。 このように、必ず失敗すると思ってしまっていることは必ず失敗す るものです。

何かを軽視してしまうようなマイナス思考を払拭するためには、自分の本来持っている力量について思い出してみるようにしなければなりません。 マイナス思考というのは、定期的に払拭していかなければなりません。

自分の能力を卑下してしまうようなマイナス思考を排除することができたならば、仕事上での行きづまりというのもなくなっていきます。マイナス思考は、何かの不満を言うという形で現れることもあります。

仕事の不満を言うこともあれば、人生についての不満を言うこともあります。 いずれにせよ、このようなマイナス思考というのは仕事に影響を与えます。

不満というのは人を疲弊させ、仕事に集中しようとする力を破壊します。 不満を言いたいというような衝動にできるだけ抗うことによって、 職場でのマイナス思考を一切排除することもできるようになるものです。

不満を言うことで疲れたり機嫌が悪くなったりするということがなくなり、エネルギーレベルを常に最高の状態で保つことができるようになります。

心配というのも、マイナス思考の中の1つの形態なのです。 心配することも、生産力を低下させてしまい、仕事のスピードを低下させます。

難しいように聞こえるかも知れませんが、心配を払拭する良い方法は心配しても何も達成できることはないと自分に言い聞かせることです。 与えられた課題に対して自分で解決することができるならば、できるだけ早くに解決してしまうことで、心配する気持ちが薄れます。

早急に対応できないようなものである場合でも、仕事中においては心配する気持ちというのをできるだけ追い払ってしまうようにしましょう。 自分自身に対して常に「こんなことを心配していてもどうしようもないのだ」と言い聞かせるようにしていく必要があるかもしれません。

このように言い聞かせることによって、仕事に集中することができるようになり、より良い仕事をすることができるようになっていくでしょう。 極度のマイナス思考の人は、誰かに助けを求めてみることも得策です。

できるだけ、いつも心を正常な状態に保つことを身につけるようにしましょう。 心が安定しているということは、健康にも良いことですし、仕事の生産力も高めることになります。

毎日のマイナス志向を払拭することで達成感を持てる仕事ができるようになります。 そして、常にまわりに影響されないような強いプラス意識を持ちま しょう。

そして、さらに重要なのは、あなたのまわりをプラス思考の人たちで固めることです。 この場合には、年齢、経験、性別、上司部下の関係、先輩後輩の関係などは一切関係ありません。

あなたのまわりをプラス思考の人たちで固めれば、仕事もうまく進むようになります。

プラス思考の人たちの集まった環境では、生産力は自ずと高まっていくでしょう。

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