あがり症、口下手を克服する方法⑧

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内気さが仕事に与える影響

〜仕事ができないなんて思われてはいけない〜

内気であることほど、ビジネスにおいてマイナスになるものはありません。 内気であると、仕事を得るのに人よりも時間も労力もかかります。
「なんだかあの人暗いよね」とか
「人とコミュニケーションとれない人だよ」とか知らない間に、自分のことをよく知りもしないでこのような言い草をされては困りますよね。

人からこのように見られていると、会社の厄介者になってしまいます。
そうです。解雇される確率も高くなり、昇進の確率は低くなります。
目立たない場所にいつもいて、同期で入社した誰か他の人が昇進階段を駆け上っていく姿を見ていなければなりません。

仮にあなたがエンジニアだったとしましょう。 人とコミュニケーションをほとんど取らなくてもいい仕事です。 しかし、あなたがどれほど優秀で仕事が早くても、仕事の遅い人とコミュニケーションができる人物が出世していくのです。 ビジネスの世界では内気さは何の役にも立たないものです。

〜女性だからといって、遠慮することはない〜

小さな少女が内気である姿を再び思い浮かべて見ましょう。 女性がビジネス界に参入する数十年前まで、女性がおとなしいということは美徳であると考えられてきました。 女性らしい姿であると捉えられました。 大和撫子と言われ、会社でも受付にいるマスコットとしてしか思われていなかったかもしれません。

しかし今日ではもはやこの考え方は通用しません。 ビジネスの世界で勝ち抜いていくためには女性も男性も共に社交的でなければなりません。ビジネスの世界で内気な少女は通用しないのです。

特に、女性の場合は「おとなしい」で通じるのは若いときだけ。 最近は若い女性の方が積極的で大胆で、年齢を重ねれば重ねるほど 奥ゆかしい女性は、会社では面倒とされてさえいるのです。

〜ビジネスの中では、男も女も積極的にあるべき〜

今、女性と男性の区別がつかないほど仕事においてキャリアへの考えが平等になってきました。 もしも、あなたが今会社でうまくいっていないことの理由のひとつに、 自分の性格をあげているなら、今が考え直す絶好のチャンスです。

自分の内気さを自覚し、ビジネスで先を行くことができないと悩むのであれば、直ちにこの問題を克服することが得策です。 ビジネス界で内気さを克服する必要性が先ず生じるのは面接の場です。 就職面接の際、自分が就職したいと望んでいる会社で自分を売り出す必要性が生じます。

面接の時におしとやかに振舞っていてはいけません。 何千人というライバルがいるなかで、おとなしい＝印象がないで終わってしまいます。 気持ち悪いくらいのしつこさと、ポテンシャルの高さを見せることができないと、全く持って相手にあなたのイメージを 植え付けることなんてできません。