お腹ぽんぽこりん

文字に起こすことで自分を納得させてしまいたい。 簡単に自己紹介すると 20歳超えてか…

お腹ぽんぽこりん

文字に起こすことで自分を納得させてしまいたい。 簡単に自己紹介すると 20歳超えてからの恋愛こじらせっ娘。 将来は男の子になりたい女の子。 (今世は女の子を楽しみたいのです) パンセクシャル。

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女の子への長かった片想いとさようなら、そしておやすみ、また明日。

「好きだよ。」 そうやってあなたに言えたら良かった。 「すきだったよ。」 もう、終わりにするね。 あなたの隣りで当たり前な顔をして その柔らかい手を握り 膨らんだ頬を抓り 少し筋肉質な肩を抱き 大きな口で笑うあなたと 当たり前に毎日を迎えたかった。 私は“あなた”だったから だから、恋をした。 女の子の私が女の子のあなたに 長い長い片想いをしていた話。 高校に入学して間もない頃、 真新しい制服を着て、 いつも時間通りになんて来てくれやしない バスを不安げに私たちは待っ

    • 大人になってから嫉妬を学ぶとこうも悩ましいものか

      本当に、題の通りなんだけどね。 10代の頃なんて嫉妬なんてしなかったのになあ。 所詮過去の人間だし、私には関係のない人だし そんなふうに本気で思ってた。 でも、大人になっていくにつれて 少しずつ変わっていった恋愛の価値観、考え方。 【私の大切な人には、私が大切であってほしい】 何時しか私は相手に 私と同じだけの大切を求めてしまっている。 失いたくないし 知らないことがあることが嫌なの。 元カノだとか元カレだとか まるで今でも関係があるような 呼び名で呼ぶから そ

      • いつまでもあなただけのあだ名で呼んでほしかった。

        いつまでもあなただけのあだ名で私を呼んでほしかった。 いつまでもあなたにとっての「女の子」でありたかった。 私達の関係に終わりが来たのは突然だった。 私が彼に「のり弁」を作った日から終わりへのカウントダウンがはじまった。 幼い頃にお母さんを亡くした彼にとって お父さんが毎日作ってくれた「のり弁」は とても特別なものだったらしい。 毎日変わるのりに染みた醤油の味の濃さが楽しみで どうしたらのりがフタについてしまわないか 試行錯誤するお父さんの姿は今でも覚えているんだと 嬉しそ

      女の子への長かった片想いとさようなら、そしておやすみ、また明日。