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大学卒業🌸

3月にしては寒さが身にしみるものの、空は青く晴れ渡り、絶好の卒業式日和となった3月20日。わたしは4年間お世話になった立命館大学文学部を卒業した。

大学生活で何を学んだかと言われれば、専門的な知識は全くと言っていいほど頭に入っておらず、何をしてたん?と言われても言い返す事が出来ない。しかし、確実に身についたと言えることは、情報を精査し、文章にまとめることと、参考文献の書き方である。入学した初めのセメスターには、文学部一厳しいとされる教授のゼミにあたり、理不尽に怒られながらも、興味のない西洋史のレポートを何個も書きあげた。(この教授はロシアの研究を専門としていることから、そのゼミに飛ばされることを"シベリア送り"と言われる)しかし、運悪くもこの教授のおかげで4年間、参考文献の書き方とレポートの書き方には困ることが一度もなかった。

そして私は大学生活の間で、ソフトテニスのサークル、某ラーメンチェーンの社長が趣味で営業する居酒屋、ベーグル屋のアルバイト、教職、イギリスへの短期留学など、様々なコミュニティに所属し、多様な経験や人脈作りを行ってきた。どの経験も他の人にはできないくらい濃いものとなり、自分の大学生活には非常に満足している。

そして、今後の進路について。これについては次の投稿で詳しく話すことにするが、来年からわたしは科目等履修生として、もう少し立命館にお世話になることになった。最後の最後にやらかしてしまう所はとても私らしいが、この道が間違った道ではなく必然的になった道、そして私の人生において有意義な時間となるように、精進していく所存である。

最後に。立命館の学生生活において、私と出会ってくれた全ての人に感謝すると共に、これからも私を支えて頂けると嬉しく思う。この4年間で私の価値観はガラリと変わり、様々なことに対しての理解の幅が広がった。生涯にわたって大切にしたい友人や同業者として支え合うことを誓った友人がたくさんでき、これは私の宝物になった。ほんとうにありがとう。どうかまたあえる日まで、さよならは言わないでおく。

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