『何者になりたいのか』

こんにちは!ばっしーです。

今日はバレンタインですが、どんな風に過ごしていますか?ちなみに、僕はまだ諦めてないです。笑

そして、次のリレーブログですが、なりっぱお願いします!


たまだからバトンをもらったブログなので、キャリアについて書いていこうと思います。

さて、昨日一昨日とインターン時代にお世話になった某団体主催の、合宿のメンターとして参加してました。会の目的は、キャリアに対する知見を深め、「どう生きるのか」を明らかにし、明日からの行動につなげることでした。参加者は30人ほどで高校3年生から大学6年生、社会人の方までいて、皆さん高い志を掲げて熱い想いを持って日頃から動いている方々でした。

メンターとしては、「戦略的就活」というコースで、参加者がどのようなキャリアを描いて、『何者になりたいのか』という部分をとにかく深掘りする役割を担っていました。

そこでのキャリア面での学び・気づきを共有しておきます。


①世は「成熟社会」

まず、現状の分析から。

世は「成熟社会」です。「成熟社会」とは、経済や社会制度が発展し、必要な物やサービスは満たされ、自由で便利な生活はできますが、成長がピークに達し色々な状況を呈している社会のことです。

現代は、”自己実現”を目指して生き方が多様化し、物事の価値や判断を個人が行い、個人が責任を負う状況へと変化してきました。要は、『正解がなく、納得解を自身の力で見つけていく社会』になっているのだと思います。


また、”LIFE SHIFT”(リンダグラットン、アンドリュースコット、2016)にもありますが、

現代においては、寿命の長期化に伴い、職業人生の見直しに迫られている。
今までは「教育→仕事→引退」の3ステージでよかったが、寿命が延びるに従い、「仕事」のステージが長くなる。その結果、人々は勤労期間に新たな3ステージ「エクスプローラー」「インディペンデント・プロデューサー」「ポートフォリオ・ワーカー」を経験するようになる。
多くの移行を経験する100年ライフでは投資が重要となる。
例えば、新しいライフスタイルを築く投資、新しいスキルを身につける投資が必要である。マルチステージ化した人生では、生涯を通した投資が行われ、従来は余暇とみなされていた時間「レクリエーション」を、投資「「リ・クリエーション(再創造)」」の為に用いられる。

つまり、これからは自分で打開していく力が必要で、『何者になりたいのか』と考え続けることが大事になってくるのです。思考を止めた瞬間が、自分の成長が止まってしまう時なのだと思います。


②「100万人に1人」の存在を目指す

突然ですが、オリンピックのメダリストって、総競技人口に対して何人くらいの割合か知ってますか?

実は、「100万人に1人」くらいの希少性だと言われています!

今後の社会では、AIの台頭やグローバル化に伴って、今ある仕事が消滅していく時代になります。そんな中で、10年後に自分ができる仕事はあるのか?今やってることって将来必要ないんじゃないか?という疑問が当然生まれます。

じゃあ、10年後自分は『何者であればいいのか』。その答えは、「100万人に1人」の存在になることにあります。

1/100×1/100×1/100=1/1000000

(出典:藤原和博流「100万人に1人」の存在になる方法 (2018.08.31))

要は、1つの分野で100人に1人の希少性を得ることを3回繰り返して100万に1人の存在になることで、「稼げる大人」になることができます。

1つの仕事をマスターするのに、人間は一般的に1万時間かかると言われています。つまりどれだけ不器用でも、1万時間かければその仕事をマスターした、1/100になることができるわけです。

今後無くなる仕事が多い中、ビジネス面で継続的に求められる社会人になるためには、希少性のある人材を目指すことなのです。


③ホンキの想いにホンキで応える

ホンキで、「社会や周囲の環境の何かを変えよう!」とか、「○○を実現しよう!」とか、「○○になりたい!」とか考えている人って少なくないと思います。規模感が違っても、想いに優劣はありませんし、その想いこそ自身の幸せを体現するものなので、かけがえのない大切なモノだと思っています。

でも、一人でそれが叶うことってまずないわけで、誰かの力添えが必要になってくるわけです。

今回のイベントで、熱い想いにホンキで取り組もうという参加者とずっっっっっと話していました。想いの熱さにこちらが圧倒されるほど、ホンキなんだなって感じる瞬間もありました。

「彼ら彼女らのためにメンターとしてどうすべきか?学びを最大限にするためには?何を与えられるのか?自分が参加者ならどうするのか?目標を実現させるためには?相手の思考回路はどうなっているのか?モチベーションの源泉は?...etc」

僕の頭の中はこんな感じでした。パズルを作るのと一緒で、1つずつピースをはめていき、足りない部分を質問することで相手の求めるものを絞っていきます。こうして、頭の中で模索しながら、ロジカルに整理して、慎重に言葉を選び、相手に刺さるアウトプットの試行錯誤を続けました。

ただ、合宿が終わって振り返った時、僕はイベント後半に疲労を言い訳にこっそり妥協してしまったんじゃないかって思いました。特に終盤、参加者は僕とのやりとりの中で、期待以上のモノを持ち帰れてないんじゃないかって。

足りなかったのは「深度」と「幅」です。キャリア面談は普段からしていますが、相手の想いにどこまで深く潜れるか、趣向や興味の角度を広く知れるかが大事かなと思っています。そのための、深い想いにたどり着くまでのプロセス設計や関係性作りがまだまだ自分として未熟だったなって思いました。

三重にはホンキの想いにホンキで応えてくれる社会人がいっぱいいます。そんなコミュニティにいた自分だけに、かなり悔しく感じています。何をかっていうと、自分が苦悩して捻り出したアウトプットが、相手の期待を超えれてないんじゃないかっていうことにです。

それも踏まえて僕としては、ホンキの想いを持っている人とはこれからもホンキで向き合っていきたいと思います。「もっとこうできたのでは?」という問いが後で生まれないくらいまで考えて、伴走していける存在になりえたらなって思います。


というわけで、今回の話はこれでお終いです。なんかキャリアセミナーみたいな話になってしまいましたが、スッと読んでもらえていたら嬉しいです。笑

次は、なりっぱお願いします!

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