2011年3月3日

2011年3月3日
私に神秘体験が起こった
東北大震災が起こる1週間ほど前
地球のエネルギーは大きく動いていた

長い間
私は地獄の苦しみを
他人事のように味わっていた
感覚が麻痺していたと思う
まるで映画を観るように

そしてこの日
ようやくこの苦しみが
自分に属するものだと気づいた
心と身体の痛みを
やむを得ず受け止めた
自分の情けなさを責めた

なんでこんな人生になったのだ？
自分は何をしてきたんだ？
流されるままに自分を傷つけて
たましいの叫び
本気の自己嫌悪

私は床にたおれた

それから何が起こったのか
ほんの数秒
突然私は光の中にいた

その瞬間
すべてが許されたと理解した
そこは平和と喜びにあふれていた
同時に私は全てを知っていた
全知全能の不死の存在

気がつくと部屋に戻っていた
身体は軽くしなやかで
心は喜びにあふれていた
現実世界に半分しか戻っていない感覚
そこには時間や日常はなく
ただ自分がいた
自分を初めて愛おしいと思った
ごめんね、ありがとう

この日は部屋から一歩も出ず
ただただ味わった
喜びの感覚は身体から徐々に抜けていった
全知全能だった自分はもういない
でも何かが確実に
自分の中で永遠に変わっていた

これだけは断言できる
神聖な自分は存在する
それは神の領域だ