『神は死んだのか』
無神論者の教授 VS 大学生
果たして、彼は神の存在を証明出来るのかー。
全米の大学で実際に起こった数々の訴訟事件をベースに映画化!!
"大学に入学したばかりのジョシュ・ウィートンは、ニーチェ、カミュ、フロイト、チョムスキー等の無神論者を信奉する哲学クラスの教授ラディソンに信仰心を試されることになるー。授業の初日から、神の存在を否定する宣言書を提出するよう生徒に強要するラディソン教授。絶対に単位を落としたくない生徒達は言われた通りに書いて提出するが、ジョシュだけはどうしても受け入れることが出来ず、拒否する。そんなジョシュにラディソン教授は”ならば神の存在を全生徒の前で証明しろ“と迫るー。
19世紀に哲学者ニーチェが著作「悦ばしき知識」で”神は死んだ“と宣言して200年以上。ジョシュは果たして神の存在を証明出来るのだろうかー。
監督:ハロルド・クロンク
2014年 / 114分 / アメリカ
ひとこと
当初、いくつかの教会のミサや集会にお邪魔して宣伝させて頂いたのですが、それはそれは貴重な体験でした。”キリスト教”といっても宗派が異なると、教会の在り方、価値観、生活スタイル、説教をする人の呼称など、あらゆる所に違いが見られ、それらを実際に肌で感じられたからです。
信者の方々にとって、邦題の『神は死んだのか』(原題はGod's Not Deadで直訳すると”神は死んでいない”)という挑発的で強烈な響きは、不快に響くのではないか?という恐怖心もありました。たしか、怪訝な顔をされた方もいらっしゃったような・・。
でも、映画をご覧になったらお分かりになるように、これは信仰心に限らず”信じること”の尊さを伝えた作品です。最後には作品を心から楽しみ、応援して下さったのを覚えています。(担当:S)
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