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『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』

カンヌ国際映画祭正式出品作品、ELLE シネマ大賞ノミネート、サンタバーバラ国際映画祭観客賞、トロントユダヤ映画祭最優秀作品賞(女性監督部門)、セントルイス国際映画祭最優秀作品賞など数々の映画祭で絶賛された感動作!

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当時18歳だった「落ちこぼれクラスの元生徒」のアハメッド・ドゥラメが自身の体験を映画化するために、マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督へ送った一通のメールから始まった、実話に基づく奇跡のストーリー。

貧困層が暮らすパリ郊外のレオン・ブルム高校の新学期。様々な人種の生徒たちが集められた落ちこぼれクラスに、厳格な歴史教師アンヌ・ゲゲンが赴任してくる。情熱的なアンヌ先生は、生徒たちを全国歴史コンクールに参加するように促すが、「アウシュヴィッツ」という難しいテーマに彼らは反発する。
ある日、アンヌ先生は、強制収容所の生存者を授業に招待する。生き証人の悲惨な状況を知った生徒たちは、この日を境に変わっていく――。


監督:マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール

2014年 / 105分 / フランス

ひとこと

映画配給会社の役割として、ひとつに「劇場営業」があります。全国で、シンカの映画を待ち望んでくれているお客様へ、映画館という場所をお借りして届けるためです。
『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』は、自身が営業になり2作品目ということもあり、映画を何回も観ては、原稿を書きなおし営業をしていたのを思い出します。「はじめまして」の興行会社さんも多く、リマインドにリマインドを重ねました。何せ年々、公開作品数は上方に膨れ上がっていますから、作品を観てもらうのも一苦労です。

『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』の初日、満席でした。
そして、目頭を熱くして出て来られるお客様もお見掛けしました。

自分たちが自信を持って届けた作品に共感してもらえること。
映画に携わるものとして、こんなに感無量なことはありません。

コロナ収束後、映画館が再開し、安心して足を運んでいただけるようになるまで、本作に描かれる ”奇跡の授業” が皆さんにとって素敵な映画体験になりますように(担当:S)

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