『ウイスキーと2人の花嫁』
ナチスによるロンドン空爆が激しくなる時代、 英国の美しい小さな島に舞い降りた奇跡の実話!
NYへ向かうはずの5万ケースものウイスキーの運命とは――
不器用で愛すべき島民たちが繰り広げるユーモラスな“結婚狂騒曲”
第二次世界大戦中、ドイツによるロンドン空襲が激しさを増しナチスの手がすぐそこまで迫ってきている時代。ついにウイスキーの配給が止まってしまう。もはや生活の一部として無くては生きていけないほどウイスキーをこよなく愛するトディー島の住民たちは、そんな状況のなかで完全に無気力に陥っていた。しかしある日、大量のウイスキーを積んだ貨物船が島の近くで座礁したとの噂を聞きつけた島民たち。彼らは「ウイスキーの救出大作戦」を始めるが…。
2016年 / 98分 / イギリス
監督:ギリーズ・マッキノン
ひとこと
私は普段、ウイスキー(というよりお酒全般)をあまり飲まないのですが、この映画を観ると、ウイスキーが美味しそうに見えて、飲みたくて飲みたくて堪らなくなるのです。
そして、映画を観たあとのウイスキーは、実際にとても美味しかったのです。…あれは不思議な体験でした。
それから本作、最後のエンドロールも見どころの一つ。ネタバレになるのでどんなシーンなのかはここでは言えないのですが、とにかく画面に映る皆んながハッピーで、そのハッピーな気持ちが映画を観ている私たちにまで伝播してきて、ハッピーで涙が溢れてくるような、そんな「ハッピー」が詰まっているのです。
美味しい〜ウイスキーが飲みたい時、
ふと「ハッピー」になりたい時、
ぜひこの映画を観てみて欲しいです。(担当:K)
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