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『A Film About Coffee』

「おいしいコーヒー」はどこから来るのだろうか?
コーヒーを愛するすべての人におくる Seed to Cup(種からカップまで)の物語

シンカ見放題パック

アメリカ・ポートランドに拠点を置く「スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ」生豆バイヤーのダリン・ダニエルは、ルワンダの生産者たちと生産工程や精製の方法を確認し共有しながら直接取引(ダイレクトトレード)を行っている。
日本進出が話題になった「ブルーボトルコーヒー」創始者のジェームス・フリーマンは、自らのコーヒーの原体験とサイフォン・バーへの熱い思い、そして、日本の純喫茶への強い憧憬を語る。
2013年に惜しまれつつも閉店した、東京・表参道の『大坊珈琲店』。オーナーである大坊勝次がコーヒー1杯を淹れる一連の研ぎ澄まされた所作は美しく、今はなき名店の佇まいが再びスクリーンに立ち現れるようだ。

世界のコーヒーカルチャーを牽引するプロフェッショナルたちの熱き仕事ぶりと哲学を追い、大きなコーヒー・ムーブメントの“今”を鮮やかに浮き彫りにする。


監督:ブランドン・ローパー

2014年 / 66分 / アメリカ

ひとこと

緊急事態宣言が出されてからあっという間にひと月半。在宅勤務となった方も多い中、今まで以上にコーヒーが仕事のお供になっている方も増えているのではないでしょうか。かくいう私も、まずは朝のコーヒーを淹れるのがすっかり日課になって参りました。

本作は、コーヒー文化の最先端を走るパイオニアたちの姿を追うとともに、ルワンダやホンジュラスの生産者たちの姿も映し出します。コーヒーの果実の真っ赤な姿や、大量の水を使った水洗式精製など、我々が見慣れたコーヒー豆になるまでの大冒険も描かれます。

まだまだ厳しい状況が続きますが、新しいことに挑戦する良いキッカケでもあります。お家で少しのゆとりをもって、美味しいコーヒーを丁寧に淹れてみる。その芳しい香りを楽しみながら、そのコーヒーがどこからやって来たのか思いを馳せてみる、なんて、仕事の手が止まってしまいますね。(担当:N)

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