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589.【キャリア論】営業マンが辞める理由について

新卒で営業職でのキャリアをスタートしたものの、すぐに頓挫してしまう人がかなり多いです。僕も営業畑でずっと仕事をしてきたので気持ちはわかります。どんな仕事もしんどいし疲れます。営業職ではなかったとしても、仕事ということ自体しんどいんです。
そこを履き違えてはいけないです。楽しい、やりたいことをやれる、そんな理想は夢のまた夢の世界です。どれだけ成功した経営者、Youtuber、タレントであっても会社の売上、ブランド、人気を落とさないために必死に努力しています。当たり前ですが競争社会なので、衰えてしまうとすぐに椅子から落とされてしまいます。

前置きが長くなりましたが、どんな仕事も大変だししんどいことを大前提頭に入れておきましょう。
その上で、なぜ営業マンが退職するのかについて、僕の考えを解説していきたいと思います。

毎月、0からのスタートが一生続く

他にも理由があると思いますが、一番大きな原因だと思います。上司や顧客との付き合いや売上が上がらないプレッシャーといったことは優先順位低いと思っています。それが嫌なら営業職にならない方がマシなくらい。
それとは別に、毎月0からのスタートが永遠に続くこと、想像してください。

売れない営業マンA君。
「よし、今月は目標数値達成や!」「パーっと飲みに行こう!」
次月
営業課長「よし、今月も目標数値を達成できるよう頑張ろう!」
A君「やっと先月目標達成したのに、今月も達成しないといけないのか、、」「達成できなかったらどうしよう、、」

これが一生続きます。役職が上がったとしても数字へのコミット文化はどの営業部門でも同じでしょう。数字を出せなかった無価値と思われるのが嫌でほとんどの人は一生懸命営業する。
来月も再来月も、来年も、、

このサイクルに耐えれなくなり、営業マンが辞めていきます。
もちろん、退職すること自体ネガティブなことではなく、営業が嫌でやめたということが問題です。
なぜ、問題なのかについては「売上の根幹は営業マンにあり」と思っているからです。次回、具体的に説明します。

ただ、数値を管理し数値を追い込み材料として活用することは間違っていないと思っています。大事なのは、雰囲気や環境、文化が整っているかです。更に、充実した研修や社内教育制度。営業マンが営業が嫌になり退職するケースを少なくしていった方が良いです。
そのためには数値が低いプレイヤーへの配慮やコミュニケーションなど、細かい施策ではありますが、かなり効果的です。

まとめると、営業マンが退職する理由は、精神的に苦しくなり退職したケースがほとんどです。営業マンとして鍛え上げたコミュニケーション能力は、いずれどこかで活用できると思っています。

もし営業がしんどくなったら僕に連絡し話を聞いてみます。

それでは、今日もお疲れ様でした。
また、明日からも頑張りましょう。



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