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【今日の瞑想】セピア色の雲

「無意識 かつ 長期的に、
 信念体系に入り込んでいる」
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「ありのままに見ることや、
 成長をさせないように、
 自動操縦しているもの」
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これらについての、地球瞑想。
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宇宙空間に浮かぶ地球は、
ほんのりピンクベージュ、
セピア色みたいな光をまとった
厚い雲に覆われていた。
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いつもの瞑想の中の地球は、
特に他の星からの光を受けてたりは
基本しないのだけど、
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今日の地球には、
見えている画面の左の方から
やわらかい光が射していた。
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光の源は見えないけれど、
おそらく、太陽。
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でも、地球を覆う白い雲がまとう
セピア色の柔らかい光は、
その太陽のせいではなく、
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おそらく、その雲そのものから来ている。
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その雲は、今でも、未来でもなく
過去を見ている。
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優しげだけど、どこかノスタルジック。
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その雲にすっかりもこもこと覆われて、
地球は、見えない。
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そして、太陽の光なんて
見えていない、関係ないというように、
勝手にほんのりと光に包まれていて、
影がどこにもなかった。
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でも、何とも言えず、
あきらめたように
切なく、悲しげなのだ。
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その雲を吸い込み、
吹いて返したら、透明な風になった。
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どんどん、雲の下の海や陸が露わになって、
ちゃんと光当たるところには光が、
影があるところには、影が生まれた。
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命そのものの、
光と影、露わに。
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今朝、メイクをしながら鏡を見ていて、
何となく昔から認識していた
自分の顔と違う感じがした。
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何だろう、と思って気付いたのは、
鼻の下の溝、人中にあった
ほくろがなくなったこと。
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一年半以上前に、顔から転んで、
「偶発的外科手術」により、なくなったのだ。
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ほくろは子供の頃からあったし、
当たり前すぎてあまり認識してなかったけど、
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「鼻の下にほくろがあるわたしの顔」を
「なんか、もっさりしてるなー」と
自分の顔を見て、うっすら思っていた。
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何て言うか、
いつも自分の顔に
「ほんのりブスフィルター」が
かかってる感じ。
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もう、オートで
「ほんのりブス」感を、まとってた。
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でも、
大人になって、
自分ていうものを
七転八倒しながら知っていって、
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「まあ、こんなわたしでもいいか」とか
「このわたしだから、いいこともあるな」と
あまり気にしなくなったタイミングの頃に、
転んで、強制的に消えた。
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それから一年半以上も経ってから、
やっと「ほんのりブス」の元凶が消えたことに
気付いたってことは、
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本当は、ほくろが消えても、消えてなくても、
わたしはいつからか、
「ほんのりブスフィルター」を
解除していたのだ。
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ということは、
わたしを「ほんのりブス」に見せてたんは、
ほくろでも何でもなく、わたしということで。
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自分を隠していたんだね。
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「ほんのりブスだから、
 色々残念でも仕方ないさ」
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そんなうら寂しさ、言い訳の中に。
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そういう、寂しさや悲しみとか、
過去への悔恨やノスタルジーが、
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その人の本来の光も影の美しさも、
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その人に振り注ぐ
誰かからの愛の光たちも、
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見えなくしてしまうのかもしれないね。
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ほんのり甘いセピア色の、
思い込みと、強がりの雲で。
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「ほんブス」が解除された頃から、
#急に略し始める
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わたしに見える世界は、
少しずつ色鮮やかに、見えるようになった。
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光も、影も、それぞれに、美しく。
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#今日の瞑想
#色瞑想
#セピア
#ピンクベージュ
#何回ほんのりブスって言ったかな
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