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GMTで気象レーダーの降水強度分布を描く

本noteの作成にあたり、下記よりデータを使用させて頂きました。
気象庁HP・レーダー・ナウキャスト
京都大学生存圏研究所・生存圏データベース

気象庁のGPVデータと言えば、GSM、MSMだが、気象レーダーの降水強度分布のGPVデータも存在する。

今回は、この気象レーダーの降水強度分布をGMTで描いてみる。と言っても、今回初めてGMTで実装したわけでない。

毎朝GSM、MSMから天気図を自動生成しているが、これは毎日使用しているわけではない。過去の気象レーダーの情報が欲しいと思ったときに、使えるように実装したまま放置したものを、今回少しリファクタリングした。

気象庁が公開している2種類ある。

前者の方が高解像度であるが、配信されているGPVデータは後者がものである。また、気象庁のHP上では5分毎の気象レーダーのデータが公開されているが、GPVのデータは10分毎になっているようだ。

下記が実際にGMTで作成した気象レーダーの降水強度分布である。昨夜、大阪でまとまった雨が降ったので、その時間帯のデータで作成した。

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下記は同じ時間の気象庁のHPの10分間隔のレーダー図を、アニメーションにした気象レーダーである。

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細かく見ると、少し違いがあるように見えるかもしれない。できるだけ、カラーパレットを似た色にしてはいるが、完全に一致していないので、その影響もあると思われる。

また、GPVへ落とし込むため、GPVデータそのものが実際の観測データと少し差が出てしまうのかもしれない。ただ、概ね良好と言って良いのではないかと思う。


気象協会のHPには、過去(2015年以降)の気象レーダーのデータが公開されているが、気象庁のHPからは入手できない(と思われる)。

自由に加工することもできるので、過去の気象レーダーが欲しいときには有用ではないかと思う。


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