楽しく気づきを整理する。文章を書く習慣、始めます
みなさん、はじめまして。古澤恵太です。SYMBI(シンビ) という会社でサービスデザイナーをしています。シンビとは「共生」という意味です。会社のコンセプトとして、共生態のデザインというキーワードを掲げて活動しています。
共生態とは人や企業、ときには自然など、複数の関係者が相互に影響を与え合うことで、良いバランスを保った状態をさします。そんな良好な関係をつくるべく、事業やブランド、組織づくりのお手伝いをしています。
その他にも、職人文化人類学の探究と実践を行う(株)仕立屋と職人のパートナーや、フリーランサーが「健やかな生息域」を共創するコミュニティPenguin Garageの共同代表・発起人として関わっています(この話はまた別の機会に)
これから定期的に文章を書いていく予定です。なかなか重い腰が上がらなかった僕が、どうしてもう一度チャレンジすることにしたのか、その理由をことばに残しておきたいと思います。
どうして、文章を書きたいと思ったのか
ありがたいことに良い出会いに恵まれ、最近は様々な活動をしています。仕事、プライベート問わず、その時間はたくさんの気づきがあります。プロジェクトのリサーチや関わったひとからの学び、試行錯誤したアプローチなど。
数年かけて、少しずつ引き出しが増えてきた感覚があります。一方で、そのナレッジは整理されていません。無作為に突っ込まれた押し入れのような状態で、本の線は引いたまま、Evernoteのメモはただ増えるばかり、、、
そんな長年の肥やしになりつつあるナレッジを、必要なときにいつでも取り出せるように、自分の中で整理しておきたいと思ったことがきっかけです。「あれ、なんだっけ?」「どこで読んだっけ?」を少しでも減らしたい。。。
そんな理由から、過去にブログにチャレンジしたことが何度もありました。
しかし、いざ書き始めると、心のどこかで良い文章にしなければ!との考えがよぎり、タイピングが一向に進まない。書きたい気持ちはあるのに、億劫になり、自己効力感が下がり、苦手意識が醸成される。そんなネガティブなループが回っていました。
なので、今回は、良い文章を書こうとしないことを肝に銘じます。自分の気づきを整理することに主眼をおいて執筆してみようと思っています。気付いたら苦手意識が消えて、書くことが自然と楽しみになるといいなぁ。
じゃあ、どうやるのか?
いざ!と意気込んで始めても、これまで通りのやり方では同じ結果になることが目に見えています。なので、今回は事前に「毎日の枠とステップ」を決めました。
まず、やったのは毎朝15分の枠をカレンダーに抑えること。基本的に午前中のその時間は執筆タイムです。枠を押さえ毎日の朝のルーティーンの中に組み込むことで、意思ではなく習慣で書いていきます。
次は、ステップを明確にすること。だらだら書いては消して・・・を卒業します。明確に5つのステップに区切り、15分の中で最大限の内容をつくる。一段ずつ情報を積み重ねて、文章に整理していきます。
今回、特に重要だと考えているのは、できない日があっても落ち込まないこと。忙しい日や体調が優れない日は、どうしてもあります。そんな日は無理にやらない。その時のコンディションで最大パフォーマンスを出すことを意識して、無理なく楽しく進めていきたいと思っています。
今後、言語化していきたいこと
今後は、「プロジェクトからの学びや気づき」「リサーチや書籍からのインプットの体系化」「生活の小さな気づき」の3つの切り口を中心に書いていきます。
プロジェクトからの学びや気づき
・業界、事業規模・内容など、領域横断のプロジェクトに関わる経験から、汎用性のあるプロジェクト設計・進め方や、特定のシチュエーションで効果的だったアプローチなど、フリーランスのサービスデザイナー視点から書いていきます。
リサーチや書籍からのインプットの体系化
・関連書籍やデスクトップリサーチ、専門家インタビューから新たなメソッドなど、短期間の多角的なインプットから見えてきた情報のつながりを、共生態デザインの視点から再編集していきます。
生活の小さな気づき
・忙しいと流れてしまう日々の小さな気づきに焦点を当てます。ジブリの宮崎駿監督は映画の企画の種は半径3mにあるといいます。なんてことのない日常の中で気づいたこと、感じたことをことばにしていきたいです。
気負わず、まずは隔週リリースの月2本を目標に楽しく執筆していきます!僕と同じように文章を書くことに、苦手意識を持っている方にとって、少しでもヒントになればとても嬉しいです。
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