関西弁と私


私は生まれも育ちもずっと愛知です。

両親も同じく愛知の人。

それなのに言葉の端々に関西弁が混じることがあります。

世間ではエセ関西弁として嫌がられるし、抑えなきゃいけないよなと思っていました。

それでも喜怒哀楽の感情や素をさらけ出していると、どうしても出てしまう。

なんでやと考えたところ、2つの心当たりがありました。

1つは私は酷い鬱になると、音楽や映画、読書は受け付けないのに、お笑いは楽しむことができるということ。

成人してからなんとかバイトや派遣社員として1,2年働くもダウンし、無職で家に引きこもる生活を1,2年と繰り返してきました。

鬱で動けず、何もしたくないとはいえ、何もせずただベッドに横たわっているだけだと気が狂いそうなので、スマホ片手にYouTubeでM-1の動画やTverで芸人さんが出ている番組を観たり、Podcastで芸人さんのラジオをよく聴いたりしています。

関東の芸人さんももちろん好きなんですが、特に関西のお笑いに親しみを感じていました。

それはなぜかというのが2つめの理由になるんですが、小学生の頃からよしもと新喜劇を観ていたからだと思います。

愛知はCBCテレビで毎週土曜の昼に放送されているんですよね。

当時我が家は父母、妹2人、祖父母の7人暮らしで、誰が選局したのかは分かりませんが、土曜の昼のテレビは大体よしもと新喜劇が流れていました。
それをそこそこ楽しみに観ていた私。
座長といえば吉田ヒロさん世代です。


その2つから関西弁という言葉の心地良さを、うんと吸収したのではないかと思います。

とはいえエセ関西弁であることに変わりはなく、痛い奴なのだろうと思うし、特に関西出身の人からしたら嫌なんだろうな〜と思いますが、別にええやんの精神で、自然とぎこちない関西弁が出てしまってもどうか!許してね!

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