退職後の確定申告(納税管理人の申請) | 世界一周の準備
こんにちは、くりちゃんです。
2023年11月から世界一周の旅に出ています。
出発までの準備を記録しています。
今回は確定申告について。
これまでは会社の年末調整だけで個人の手続きは不要でしたが、今年は年末に在籍しないため確定申告が必要になります。
出発前に必要な手続きを調べました。
申告手段
わたし調べでは、確定申告の手続き方法は3通り。
① 出発前に期間外確定申告する
② 納税管理人(つまり代理人)に依頼する
③ オンラインで申告する(e-tax)
①の出発前の事前申告は、出国前にその年の全収入が確定していることが条件でした。
わたしの場合は出国後にも給与所得が発生するので不可。
また、自分で③のオンライン申告できれば楽だと思いましたが、これは日本居住者のみ可能なようでした。出国すると非居住者となりマイナンバーカードも無効になるのでダメです。
よって②納税管理人を立てることになりました。
納税管理人の申請手続き
電子申請と書面申請の2通りがあります。
わたしは電子申請を試みましたが、結局最後詰まって書面申請になりました。
※ 電子申請するには専用ソフトをインストールするためのPCが必要です。
※ 電子申請するには電子署名が必要です。マイナンバーカードを読むためのカードリーダーが必要なようです。
※ 書面申請でもスマホ(iPhone)ではPDFを印刷できる状態で開けず(PDF内のコメントマークが表示されてしまう)、結局PCが必要そうです。不便。。
電子申請
※ わたしは最後までやれませんでした
結構面倒でした。
国税庁の下記ページを見ながらやりましたが、最初のハードルが高くかなり苦戦しました。。
A1-7 所得税・消費税の納税管理人の届出手続
手順を簡単に書くと以下の通り。
※マイナンバーカードがある前提
e-Taxを使うための利用申請手続き
(マイナンバーログインや個人情報入力など)
→ 「利用者識別番号」が発行されるe-Taxで「申告・申請等」から新規作成
手順2をPCでやろうと、「マイナンバーカードでログイン」から「スマートフォンで読み取り」に進んでいましたが、スマホがマイナポータルにログインされるだけでPC側は何も進められず。
PC用ではなくスマホでスマホ用ログインページから申請すれば登録できました。利用者識別番号を入手。
そしてようやくPCにインストールしたe-Taxソフトで書類作成。
必要事項を入力します。
これで申請できるかと思ったら、最後に関門が。デジタル署名が必要でした。
どうすればデジタル署名が取得できるのか・・・。
どうやらカードリーダーでマイナンバーカードを読み込めばOKらしい。
でもカードリーダーを持っていなかったので困りました。
マイナポータルからもスマホで読み取り作成できるようなので試してみると作成できました!ですが、これをPCソフトに反映させることはできず。。
結局諦めて書面申請することになりました。
書面申請
書面申請するにもPCが必要で、上記サイトから申請書のPDFをダウンロードして編集(記入)します。
所得税・消費税の納税管理人の届出書(提出用・控用)(PDF/502KB)※2023/11/15 時点
これスマホで印刷しようとすると余計なコメントが入ってしまいます。受け付けてもらえるのかもしれませんが。
記入済みのPDFを印刷し念のため捺印してから(捺印の印はない)、出国前の住所の管轄の税務署に郵送しました。
一方的に送ったのでその後どうなったかわかりませんが、受理されたと信じています。
問題なくできていますように!
まとめ
納税管理人を立てる申請だけでかなり苦戦してしまいました。
気軽に税務署に相談できる場合は相談するといいかもしれません。
電子申請は面倒だったので、最初から郵送で書面申請するのがいいと思います。
まだ代理人を立てただけで実際の確定申告はこれからなので、時期になったらまた確認します。詳しい方いたら教えてください。
それでは。