銘柄考察 4345 シーティーエス

【総評】「ぜひ、買いたい」
株価:835円と手が出しやすい。
業務:建設分野ICTで将来性も期待できそう。
財務:良好。
成長性:10年連続増収かつ10年連続増益中。
リスク:建設関連なので、コロナ長引いて工事遅延が増えたりすると減益リスク。

〜 四季報2020年夏号コメント 〜
【小幅増配】
【開拓】東京オフィスの開設でより広域ゼネコンを顧客に。
◯成長性
 ZAI誌の選ぶ10年成長株に選出。
 10年連続増収かつ10年連続増益中。
◯財務健全性指標
 ・時価総額:359億円
 ・総資産:117.2億円
 ・自己資本比率:66.9%
 ・有利子負債:0
 ・手元流動性比率:7.2ヶ月
 ・ネットキャッシュ:55.4億円
 ・営業CF:+19.7億円
  投資CF:-4.2億円
  財務CF:-22.6億円
 ・現金同等物:55.4億円
財務的にも問題なさそう。

〜 HP情報 〜
https://www.cts-h.co.jp より改訂

★ 歴史 ★
1972年 有限会社 中部測器として、測量事業からスタート。
1983年 環境安全事業を開始。
1984年 システム事業開始。
1990年 株式会社化。
1991年 ハウス事業開始。
1998年 会社名を中部測器→中部に変更。
2002年 JASDAQに店頭登録
2014年 東証二部へ市場変更。
2015年 東証一部へ。
2017年 ハウス事業と環境事業を分社化。

★ 業務内容 ★
売上高:96億円(2021年3月予想)
システム事業が最多で売上の47%を占める。
ついで測量事業 37%
四国以外に全国的に展開(26拠点)。沖縄にも拠点あり。

★ 強み ★
政府の方針に沿っている。
「I-construction」という建設現場におけるICTの普及・活用を推進しようとしている。
さらに、建設業界は、人員減少と高齢化がある一方で、近年は建設投資額は微増傾向であり
建設業界における生産性および効率性においてICTは需要あり。
建設現場のインフラについても、一式セットを用意して提供する気配りも◯
 

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