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本屋が急に閉店するということ(3)


3.俺たちのモチベは売り場の商品とお客様の笑顔

3月28日以降、スタッフにも閉店することが大分広まった。
みんな閉店とあからさまに口に出さない。私は口に出したら本当になりそうだから(本当だけど)嫌だった。
2022年1月からコミックチームは私がイノベーションの授業で習った事(イノベやリーダークラスを受講した話はまた別の機会に)に応えてくれてSlackを始めたり売り場のサインをすぐに大きくしたり頑張っていたところだった。悔しい。

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新刊コーナーをよく聞かれるのすぐにサインを作ってみた。

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本田君と「とにかく4月4日のジャンプコミックスは頑張ろう!久しぶりの呪術廻戦19巻発売だしタコピーの原罪やワンピース102巻も出るし」とお互いを鼓舞した。

3月30日はコミックチーム激推しの「スノウボールアース3」が発売し本田君がコミックスの公式から呟いていた。

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コミックチーム激推しの『スノウボールアース』(辻次夕日郎著)おススメを本田くんに考えてもらい私がPOPに書いた。

本屋のモチベーションて面白い作品を売るときや売れるときなんですよ!やはり!!

(ちなみにじましーは体調不良でお休みしている) 



4月4日あいにくの雨だった気がする…それでも祭りなので本田君と飾りつけを頑張った。

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実はこの時、返品作業の負担を減らすためコミックスの下の方はシュリンク(ビニール包装)していないのです。

私はというと真っ先にお世話になっている作家さんや版元さんにお伝えしないといけないと考えた。とにかく大変お世話になったことと何かの際にはお力を貸してくださいということをメールや葉書でお伝えした(全員にお礼を伝えるには到底時間がなく申し訳なかったです)



好きな作品、応援した作品が久しぶりに発売なのに十分な期間応援できないのが、とてつもなく悲しい。書店員なら皆さんうなずいてもらえる感情だと思う(つづく)


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