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本屋が急に閉店するということ(11)

京都ミステリーツアー②
2022年7月17日

我々は斜め屋敷と早々にお別れしイノダコーヒー本店で朝食を取ることにした



イノダコーヒー本店、すでに行列でした


外観はかわいらしく、中は素敵空間だった。
セットの朝食を食べた。むちゃウマだった。
クロワッサン最高…。



お皿もカップも素敵でした。

中庭には鳥がケージに入っていて可愛かった。


お土産のコーナーもどれも欲しくなるところだった(師匠はやたらと絵葉書を購入していた)その後、中京区に戻り丁度、山鉾も見ることが出来た。


我々の次の目的地は八坂神社だ。こちらもいつもは非常に人気で混んでいるのだが、山鉾巡行を観に行っているのかスムーズに詣でることが出来た(逆方向に向かっているため)
そこでお参りもし粽を買い求めることが出来た。


山鉾巡行と書いてある


1年間ご利益があるのでもう少し玄関で守っていただこう。

まだご利益はあるので玄関に吊るしている。ちなみにこちらも予備知識がないので気になる方はご自分で調べていただきたい、
全てはミステリーツアーにした師匠のせいなので赦してほしい。
寧ろ私は被害者である。
今もきちんと調べたら蟷螂山可愛かったな…とか月鉾立派だなあとかその場で感動していたはず…ぐぎぎぎぎい…(ホラー風の擬音)



祇園を暑い中歩く…


その後、祇園を通りバスに乗り…
私はそろそろ…だった…
そう…

そろそろストレスがマックスになっていたのだ…

とにかくパワフルな師匠に振り回されクタクタになっていた…

沢山、素敵な場所や美味しいものを食べさせてくれたにも関わらず、

それ以上に考えることは「早く帰りたい」である。

…分かります。勿体ないでしょ?

でも私は不安だったのだ…こんな雑…いや、おおらかな方と一緒にいたら

新幹線に乗り遅れるのではないか…???

師匠は「まだ2時間あるけど明子さんどうする?」と聞いてきた。



2時間もあるか2時間しかないかである。



もちろん私は後者の考えだ。

そして素敵な場所や美味しいものを食べさせてくれた人に


とうとうストレスと怒りで「早く帰りたいです!!!!!」とブチ切れたのだった…


鬼瓦レッド復活の瞬間である。

余談だがこの後「また行こうね」と言われた私は「二度と行くか!!!」とまたブチ切れるのだがそれはまた後日(笑)


こうしてどんどん怒りのゲージが溜まっていくとみるみるうちに本来の怖い私が戻ってきて頭の片隅ではこの人(師匠)すげえーーー!と感心していた。本人は悪気が無いのにこんなに気が合わない。

すごくないですか?恩人なのに恩を感じていないのです。


もう1泊する師匠に京都駅で見送られ…

そして

私は師匠のいびきとお化け屋敷のような宿で寝不足だったため新幹線で爆睡して帰路についたのでした。


そうです。怒りは時としてエネルギーです(笑)

完全に自分を取り戻すのはまだ時間がかかりますが、ひとまず
椹野先生がずっと励ましていたのが心臓マッサージなら
フリーの編集さんはさしずめAED(自動体外除細動器)だった…
電気ショック…すごい…(つづく)


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