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バビロニア・タルムードを読んでいて気付いたこと

昨夜はクラブハウスの私のクラブで「バビロニア・タルムード」の勉強会のルームを実施していました。

その中で、得られたいろいろな気付きがありましたので、その部分について、ここでもいろいろお話ししてみたいと思います。

「そもそもタルムードとは何ぞや?」という方もこの記事を読まれる方には、たくさんいらっしゃると思いますので、その導入からお話して参ります。

私がこのタルムードを知ったのは『シオンの議定書』を研究してからと言えます。

『シオンの議定書』は、あの悪名高きナチスのヒトラーが、ユダヤ人を大量虐殺した切っ掛けを作った書と言われております。

史上最悪の偽書と言われているのが、この『シオンの議定書』ですが、私はこの『シオンの議定書』は額面通りにユダヤ人が作ったようには捉えておりません。

詳しく言えば、そもそもがユダヤ人が仕掛けた様に見せ掛ける為にヒトラーが作らせた流出文書である可能性もあるのです。

バーゼルで行われたシオニスト会議の議事録だと言われていますが、ここまでしっかりと纏まった議事録があるだろうか?と私は首を傾げたくなります。

ロシアから流出して世界に広められたのですが、日本でも、この翻訳版が大正13(1924)年12月20日に出版されております。

『シオンの議定書』が1890年〜1900年代初め頃にロシアで出版されたのですが、その第二版である再版が1920年に出版された頃のタイミングで日本では出版されたように見えます。

それが『世界革命之裏面』という包荒子著による書籍です。

この包荒子氏は、安江仙弘というWWII戦時下の河豚(フグ)計画と言われるユダヤ難民救済計画に携わった軍人である陸軍大佐であると言われています。

河豚計画には、もう一人犬塚惟重海軍大佐も関わっていました。

河豚計画と何故名付けられた名前かというと、「日本本国に於いてはユダヤ人の受け入れは非常に有益だが、一歩間違えると破滅の引き金にもなる」という二面性を「美味だが猛毒を持つ河豚料理」に準えて、このように犬塚大佐が命名したと言われるものである。

勿論非公式なキーワードとして当時も使われていたようです。

戦時下では、三国同盟(ナチス・大日本帝国・イタリア)が促進される中で段々と形骸化していった計画だと言われています。

ウィキペディアに詳細が載っているので、ご興味のある方は是非そちらをご覧ください。

河豚計画

そのような日本に取っての背景がある『シオンの議定書』が陸軍大佐でもある安江仙弘氏によって、このような書籍に纏められたというのが、当時の流れの一つとなっているのです。

これは知る人ぞ知るものだと思います。私が何故これをこんなに詳しく知っているのか不思議に思うかもしれませんが、竹内文献資料を探っていくと安江仙弘氏は竹内文献研究家でもあったことが分かる様になっているのです。

当然私はそのことも知っていますし、安江仙弘氏の竹内文献研究書である『宏遠なる我が神代史』という書籍も蒐集(しゅうしゅう)しております。

下の画像は、この『世界革命之裏面』の包荒子の本の口絵のものです。

ユダヤ人の活躍振りと書かれています

かなり私がここまで辿り着いた背景について網羅できたと思いますが、私が竹内文献研究から始まる、その前には、『日月神示』が有ったので、全ては日月神示から始まっている研究であるとすら言えます。

全ては霊的な縁で繋がっているのです。日月神示は竹内文献の神と御霊分けしている分け御霊なのです。

再度、話をバビロニア・タルムードへ戻しますと、『シオンの議定書』はタルムードを作ったユダヤ人によるものと言われています。

さてでは、あなたにここで問いたいと思います。
ユダヤ人とは何ですか?

ここで「人種だ」と答えたあなたは半分だけ合っていますが、もう半分は間違いです。

ユダヤ人という場合には、そのユダヤはユダヤ教徒を指す名称なのです。ユダヤ教徒の血を引く者ならば誰でもユダヤ人なので、改宗者を含むあらゆるユダヤ人が居てもおかしくないというのが、ユダヤ人の実際のところなのです。

ユダヤ人とは、ご存知の通り長い間ローマ帝国から迫害を受けて来た少数民族であると言えます。

この宗教的な流れはユダヤ教徒のアイデンティティを強固にしてきたものの一つでもあります。

ユダヤ教徒の聖書は、キリスト教徒がいうところの旧約聖書です。これはユダヤ教徒では聖書と呼ばれています。

聖地エルサレムでは一つの聖地を3つの宗教が時間を分けてお祈りしています。

宗教に意識のある人ならば、このことは当然ご存知かと思いますが、この3つの宗教とは、ユダヤ教とキリスト教とイスラム教のことです。

それぞれの宗教が聖書を持っています。

●ユダヤ教徒は、聖書(旧約聖書=彼らは旧約聖書とは呼ばない)
●キリスト教徒は、旧約聖書と新約聖書
●イスラム教徒は、旧約聖書と新約聖書とコーラン(クルーアン)

本来の呼び方はこうではありませんが、誰にでも理解し易いように説明すると、ざっくり言うとこういう概念になります。

「じゃあタルムードとは何ですか?」ということですが、このタルムードとは、ラビという賢人の長老達が話し合いで決定して来たユダヤ教徒としての律法が纏められたものです。

これがタルムードですが、最初はモーゼ五書がその基礎に当たります。これはトーラーと呼ばれています。

このトーラーこそは、ユダヤ律法の基礎中の基礎なので、その口伝(くでん)律法の文書群がタルムードと呼ばれています。

尚、この「タルムード」には研究の意味があります。

タルムードとは、ミシュナとそれに対する注釈であるゲマラを集大成したもので、ユダヤ教徒のトーラーに次ぐ権威として珍重されている。そして生活を支えているものでもある。

ミシュナ→ミシュナ&ゲマラ→バビロニア・タルムードという流れで編纂されました。

AD200年頃にミシュナが選別され、AD400年頃にゲマラがパレスチナ・タルムードとして編纂され、AD500年頃にバビロニア・タルムードとして集成された歴史があります。それぞれは別々に編纂されていたそうです。

以上がタルムードの大きな流れを把握する上での必須な予備知識となります。

タルムードが無ければ、恐らくは『シオンの議定書』も存在して居なかったと予測できます。

この解説は、『ユダヤ人と彼らの嘘、仮面を剥がされたタルムード』という書籍にも書かれていることです。

ただこの本はユダヤ教徒がキリスト教徒を貶めているという書き方にかなり集中的に拘泥している部分があるので、そこは読み方を注意した方が良いと思う部分でもあります。

善悪なんて、どちらから見たかによって変化する都合でしかないと知るべきだと言えます。

とは言えど、昨日クラブハウスのルームで話していて気付いたことの中に「サタンによる律法の探究」という記述に意識が向きました。

びっくりしたのは、これを見て自分は「自分でサタン=悪魔」とするならば、悪魔は自分のやりたいことを妨害する存在であるということに自ら気付いたことです。

一緒に居て聴いてくださった皆さんにも、お分かり頂けたので、昨日の録音をお聴きになれば分かって頂けると信じます。

他にも魔法の芸術という文字を見て、これは魔術という風に短縮できると気付きました。

魔法の芸術を学ぶことに関与する罪の程度。という記述がタルムードにあります。

それから、お話の展開の延長で、宇宙とか天蓋のお話が出てきましたが、「モーセが天国に昇天したときの天使たちの不満」というタルムードの記述を読んでそうなっていきました。

元々は、現世の律法の基礎を築いたモーセが、天国に律法を持ち込むことを想像すると、確かに現世的な律法がモーセによって天国に持ち込まれることによって、天使たちは不満を持つとしても不思議ではないかも?と想像しました。

それから、宇宙自体が天文学としてユダヤで学ばれていることは、NASAが今展開している天文学と同じかもしれないと想定できます。

そうした場合、天とは何か?天国とは何か?と想像すると、天蓋とは天から地上を眺めている人達の目があると分かります。あらゆる宗教が天蓋を設定しているのを見てもそうです。

下の図は天蓋としての宇宙が分かる仕組みです。NASAだけが地球が丸であるかのように示されています。

ヘブライ人も天蓋を設定していたことを意識しても、宇宙が広がるその前提が「天蓋で」のみということは分かっていたと想像できる訳です。

私達は宇宙があると思っていますが、これはNASAが出しているCGによる宇宙の天体CGが、それをあると思わせていると想像できます。

宇宙が無い以前に「地球は丸くない」のです。平面であるというのがフラットアース説ですが、多くの宗教がそれを天蓋だと言っている時点で、幻の宇宙像をNASAに教わっていると言えます。

それから、時間は多くの人が「時間がない、時間がない!」と自分で口でそう言っているのに、何故時間に焦っているのか自分でまだ気付いていないのですよね(笑)

時間なんてそもそもないのです。

時間がないだけではなくて、地球は丸く無いし、宇宙も無いのです。

これらの幻想に気付いたら、「如何に社会的に思い込まされているのか」にちゃんと気付けるようになるでしょうね。

このようなお話を昨日はルームでしておりました😊

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